最近K-Pop 2014年12月~2015年2月号は
12月のMAMAに、
年末のKBS、SBS、MBC三大音楽祭から。
昨年は
KBS(27日)、SBS(29日)、MBC(31日) と
三大音楽祭が一日おきに放送でした...
まず12月3日は
Mnet主催のMAMA(Mnet Asian Music Awards、今年は香港開催)。
アジア最大の音楽の祭典、アジアNo.1音楽授賞式。
授賞式形式はパフォーマンスが少なく
K-Popファンとしては聴き足りない気持ちもあるけれど
俳優もプレゼンターとして多く参加して華やか(クォン・サンウとチェ・ジウなど)。
視なければわからないこともある、
演出やマーケティングの変化に市場環境等。
Geek的には
ロボットにも見えるヘルメットが液晶モニターになっていて(ハ・サンベク デザインか)
現在プレゼン中の賞名称が流れるギミック、
CG製巨大な蜘蛛状怪物も気になり。
香港開催だけあって
香港映画界とのコラボレーションも豪華。
プレゼンターのひとりにエリック・ツァン 兄が登場しExcited!
アンディ・ラウ 先生も!
UNICEF と共同
Bright Girls, Brighter Futureキャンペーンで
フォレスト・ウィテカー氏 からのメッセージも。
単なるEntertainmentでなくEdutainmentの場にもなっているよう。
音楽的には90年代への懐古コーナーも。
シン・へチョル氏追悼のN.EX.T「날아라 병아리 」 は
IUが追悼カバー (/_;)
曲は違うけれどIUがエンディングを歌ったクァク・キョンテク監督『みにくいアヒルの子』 を思い出したり...
「昭格洞」のサイレン音(夜間灯火管制) がライブで再現されていた。
やはりソテジYearでもあるのかなぁ、
90年代を代表するシン・へチョルとソテジがFeaturingされ
年末三大音楽祭でもこのふたりはフィーチャーされるでしょう。
また、T-araと「小苹果 Little Apple」でコラボレーションした
中国のお箸兄弟/筷子兄弟/Chopsticks Brothersも登場。
所属事務所によっては
中国進出、中韓コラボレーションを選択するアーティストも。
中韓合作映画 の傾向の前から、
K-Popは中国市場も念頭に、視野に入れていたが
T-araのように中国人メンバーのいないグループ、事務所も
中国マーケットを考慮しているのが印象的。
ちなみにお箸兄弟の「小苹果 Little Apple」振付は
PSY「江南スタイル」 のコレオグラファーを招聘したそう。
ファッション的には
カン・ソラとIUが韓国上陸したH&Mのドレスで登場し
華美さや奢侈を排したセレクトが視聴者に好印象。
チェ・ジウのドレスはアルマーニかラルフ・ローレンのように見えた。
ステージを観ると
あらためて、流行語썸/썸씽関連の曲が多いと感じる。
소유SoYou X 정기고JunggiGo「썸 Some feat. 긱스 릴보이」
동방신기 東方神起「Something 썸씽」걸스데이 Girl's Day「Something 썸씽」
12月21日の「SBS歌謡大祭典 가요대전」は
MCがSuper5!の男性アーティスト5人(LUCKY BOYS)→
ジョン・ヨンファ(CNBLUE)、ニックン(2PM)、バロ(B1A4)、
エル(INFINITE)、ソン・ミンホ(WINNER)、とソン・ジヒョ。
また、受賞式を8年ぶりに復活させ受賞式形式の祭典となった。
受賞部門は新人賞、男女ソロ歌手賞、男女グループ賞、グローバルスター賞、
ベストバンド賞、音源賞、アルバム賞、TOP10賞の計10部門。
2014年のSBS歌謡大祭典は
2013年のSBSヒットドラマ「主君の太陽」「相続者たち」とコラボレーションしたミュージックドラマの
コーナーがあったのでだいぶ様変わり。
また、SBSは個別開催だった「歌謡大祭典」「芸能大賞」「演技大賞」を
「SBS AWARDS FESTIVAL」としてフェスティバル形式に統合開催、
12月21日から31日までCOEXで視聴者参加型展示コーナー等を設置していて興味深い手法。
YGEアーティストはSBSしか出ないですね... д・)
2014年はコラボレーションやグループ・アーティストのソロ活動が
目立った年でしたがBIGBANGのSOLが男性ソロ歌手賞を受賞。
MAMAに続き
シン・ヘチョル氏追悼コーナーが。
N.EX.Tのステージ「Real World」「あなたへ」が印象的。
また、ソテジの「森の中のファイター」「最後のフェスティバル」も。
MAMA同様、90年代を彷彿とさせるステージ。
統進党強制解散決定後に
ソテジ「渤海を夢見て 발해를 꿈꾸며」 とはSBSも強心臓...と思ったり。
「何如歌 하여가」 も90年代懐古。
Ladies' Code레이디스 코드ウンビ、リセ追悼も。
15&のはちみつのような美しい声の「Let It Go」(『アナと雪の女王』) よかった。
B1A4、HipHopStar視たかった...
2013年にオックスフォード辞典が今年の英単語にセルフィーSelfieを選定してからか...
放送では셀카をSelfieと。
26日は「KBS歌謡大祝祭 가요대축제」
KBSは昨年はアイドルだけだったが...
今年はイム・チャンジョン 、Fly To The Sky、ナム・ジンが登場し
(コラボレーションの成功があった2014年のK-Pop界において)
horizontalでなくverticalな世代間コラボレーションも演出して差別化を企図。
一方で、従来のアイドル同士コラボレーションも。
コラボ女神SISTARソユと防弾少年団のRAP MONSTERとの「優しすぎる」、
B1A4のサンドゥル&シヌとの「隙」、
Block BのP.Oとの「officially missing you too」や
少女時代のテヨンとEXOチェン、Fly To The Skyファニのコラボ・ステージも。
ガールズグループ
시크릿Secret「Talk Dirty」「Problem」
Apink「That's Right」
AOA「BOSS」
Girl's Day「Booty」に
2PM & 빅스VIXX & 방탄소년단BTS「Happy」など
海外曲の楽しみも。
EXOのD.O.はオープニングで『アナと雪の女王』 の王子に扮し、
SBSに続いてヒット映画とのコラボレーションも。
ナム・ジンの歌を聴けたのがよかった。
「君よ変わらないで」「心がきれいでなければ」「巣」「あなたと一緒に」
昨年KBS以外のMBC、SBSではトロット歌手が出演していたから
KBSは昨年の反省を踏まえて...!?
KBSは2006年から受賞式を廃止していたが
2009年に新設した今年最高の人気歌謡賞を2014年は廃止。
SBSとの相違、局によって方針、形式(フォーマット)が違いますね...
31日は「MBC歌謡大祭典 가요대제전」
MBCも2014年のK-Popのキーワード、コラボレーションが豊富。
MBCは紅白のように青組白組に分かれて競うフォーマットがあるから、
おそらくSBSやKBSほどテーマや構成、演出を気にしなくてもよいのかもと思ったりもするが...
コラボレーションと懐古は90年代だけでなく80年代の曲も。
EXOチャニョル、ベクヒョン、INFINITEエルが
イケメン・アコースティック・バンド結成
「僕の心の宝石箱」「ウェディングケーキ」を、
AOAは80年代のヒット曲ソンゴルメ「偶然出会った君」を。
トロット好きにはたまらん!テ・ジナが2014年に引き続き登場。
昨年はソル・ウンドがSBSに出ていた 。
テ・ジナがコラボしたのは
2014年大人気だったM.I.B.のカンナム !
バラエティ「非頂上会談」やカンナムが出演する「ハロー異邦人」 で
韓国在住外国人タレントの活躍と人気が沸騰した年らしく。
曲は「恋はいたずらではない」「サランタリョン(愛の歌)」。
シン・ヘチョル氏追悼は「うなぎの夢」「Lazenca, Save Us」。
Mnet(MAMA)、SBS、KBS、MBC全てシン・ヘチョル氏追悼、
そしてレトロ・ブームはまだ続いている感が...(放送全てを視聴していないのでざっくりした印象ですが)
2011年年末の歌謡祭でホログラムが使われていましたが...
COEX に
オープンしたSMEのSMTOWN@coexartiumには
ホログラム・シアター(ホログラム・ミュージカル上映)が。
YGEも追随してホログラム上映のある施設建設を計画。
K-Popで放送で始まったホログラム活用はついに本格的に、地上にも。
World Musicについて(追記予定)。
アメリカはエンタメ番組(Saturday Night Live )でも
I Can’t Breathe
Black Lives Matter
と伝えることができるのになぁ...と日米のギャップ、格の差を思う、
ディアンジェロのステージで。
D'Angelo,The Vanguard
The Charade (Live on SNL)
バック・シンガーのTシャツの胸には
Black Lives MatterやI Can’t Breathe。
D'Angelo自身もフーデッドhoodedで
ファーガソンFergusonを念頭に。
21世紀になっても
19世紀(『それでも夜は明ける 12 Years Slave』) と
20世紀(『The Butler 大統領の執事の涙』) と変わらない...
『フルートベール駅FRUITVALE STATION』
to be continued...続き。
to be continued...!?
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