ドラマについて
つくづくと物思いにふける...ほどではないけれど
Twitterでつぶやいたよしなしごとを
つれづれに日記にまとめて。

 

韓国歴史ドラマ「イ・サン」第69回から70回にかけて
清国との間に起こった外交摩擦は
2010年東アジアで起こった中国とのさまざまな摩擦を想起させて興味深い。


時代はすこし下るが

最近ちらっと視た「蒼穹の昴」によると
清国の中では日本の近代化や軍事化を危ぶみつつ
先進性、進取の精神に刮目もしている部分もあったようだ(作者のフィクションでなければ)。

 

その日本は
「坂の上の雲」では
すでにロシアに対抗する軍事力を蓄えつつある。
国の予算の大部分をつかい軍事力を増強する。
これが歴史の教科書で読んだ近代化、富国強兵か...と思いながら視ていた。

 

「蒼穹の昴」では
清国はついに日本に攻撃されたらしい。
開戦の宣言もなく日本からの攻撃がはじまった、の件(くだり)を聞いて
パールハーバー奇襲を思い出した。

 

こんな感じで
時代は前後するけれど
「イ・サン」「蒼穹の昴」「坂の上の雲」
3つのドラマで近現代の東アジア史を垣間見れて興味深い。

 


韓流blog a.k.a. confuoco
 

くわえて
今月は日本経済新聞連載の私の履歴書が
米国元国防長官のペリー/William J. Perry氏。
読みながら
過去にもどって過去の視点からいまの世界を俯瞰し
20年くらい前からの徴候から
最近の東アジア情勢を歴史的に鳥瞰したりしている。

 

3つのドラマに
米国から見た東アジア史が加わっている感じ。

 

別のドラマ。

最近視終わった「銭の戦争」はなかなかおもしろかった。

全体的にはお金と人間性の関係、
お金と人生についてが主題だった。

 

「銭の戦争」本編のなかの
トッコおじいさんのエピソードは

映画『市民ケーン』Rose Budを想起させる気もした。

 

人生も終わりにさしかかり
手に入ったものと
手に入らなかったもの。
トッコおじいさんにとってのRose Bud

がわかった。

 

「銭の戦争」ボーナスラウンド全5話は
なかなかキレがあっておもしろい。

 

ドラマのなかで
クム・ナラ(パク・シニャン)がロシア人のふりをするエピソードがあった。

ロシア語でまくしたてる長いセリフに驚いていたら...

パク・シニャンはロシア留学経験があるそう。知らなかった。
モスクワ・シェーフキン(シューキン?)演劇大学に留学していたそう。

 

ロシア演劇を学んだTVドラマ俳優も
なかなかめずらしいのではないかしら、と視ていた。
日本の演劇界も
ロシア演劇(チェーホフ劇)やその演技に対して一定の評価があるけれど...
韓国とロシアのつながりが興味深かった。

 

そして『多細胞少女』後、

『こうもり/渇き/Thirst』 前の

キム・オクビンが出演している。



ドラマ版「多細胞少女」 には

ノ・ウンゲがTransgenderな役で出ていたが
「銭の戦争」では大物金主として登場。
金主って日本語にはない語彙でおもしろい。直截的。

 

buzz KOREA

Click...

にほんブログ村 韓国映画

にほんブログ村 映画

にほんブログ村 映画評論・レビュー

にほんブログ村 韓国情報

にほんブログ村 K-POP

にほんブログ村


Copyright 2003-2024 Dalnara, confuoco. All rights reserved.

本ブログ、サイトの全部或いは一部を引用、言及する際は
著作権法に基づき出典(ブログ名とURL)を明記してください
無断で本ブログ、サイトの全部あるいは一部、
表現
情報、意見、
解釈、考察、解説
ロジックや発想(アイデア)
視点(着眼点)
写真・画像等も
コピー・利用・流用することは禁止します。
剽窃厳禁
悪質なキュレーション Curation 型剽窃、
つまみ食い剽窃もお断り。
複製のみならず、
ベース下敷きにし、語尾や文体などを変えた剽窃、
リライト

切り刻んで翻案等も著作権侵害です。