ヌーヴォー2012速報。
こんばんは。
ヌーヴォー速報です。
ネットなどでもニュースになっているので、ご存じの方も多いかと思いますが、
今年は『100年に1度の困難な年』だそうです。
そのため、ボジョレー地区全体で生産量40%減だそうです。
今回7人のリストの中にも入っている、フィリップ・パカレ氏。
氏のワインをインポートして下さっているテラヴェールさんから、ボジョレー速報がアップしましたので、皆様にもご紹介したいと思います。
※以下、テラヴェールさんの資料を元に書いております。
2月『100年に1度の難しい年の始まり』
2月は大寒波。この大寒波で死んでしまった葡萄樹もあったそうです。
4月『花ぶるい』
発芽後にもマイナス5度という強烈な寒波。
その後も天候は悪化せず開花時期を迎える。
なんとか新梢は成長したが、
開花直前のさらなる天候不良によって葡萄樹は養分を吸収することができず、
遂に自己防衛本能を働かせる。
それが、『花ぶるい』という現象となります。
葡萄樹は果実に与える養分を制限してしまう。
自分自身の生育に養分を使うため、生き抜くための葡萄樹の知恵が花ぶるい。
葡萄果実の素はぽろぽろと落ちてしまった。
この時点で収量が落ちることは決定的。
5月『開花時期のずれ』
今年の収量が減ってしまった最大の原因。
4月の初旬に温かな陽光によって始まった開花は、上がらない気温と少ない日照量で進まない。
全ての花が咲き切るまでに1カ月以上も費やしてしまったそうです。
通常、葡萄は開花から100日で熟すといわれています。
30日もずれてしまうと、収穫時に熟度が足りず、収穫できない葡萄が増える。
完熟した葡萄のみを収穫するという決断。
6月『雹害』
低地の畑ほど、雹の被害が大きかった。
しかし、造り手はあきらめません。
『良い年もあれば、難しい年もある。当り前のこと』
(フィリップ・パカレ氏)
7月『曇りがちな空』
気温は上がらず、太陽も出ない。
日照不足で葡萄の育成は遅い。
湿気の多い気候でウドンコ病が発生。
8月『猛暑』
8月後半、強い陽光が一気に戻ってきた。
一気に成熟度を上げていく葡萄。
糖度も順調にあがり、アントシアニン、タンニンも成熟していく。
少しずつだか、希望がわいてきた。
9月『やっぱり自然は味方だった!』
8月後半から晴天が長く続いてくれた。
さらに、葡萄の房数が自然と減ったことで、残った葡萄は十分な栄養を保持している。
収穫時期は例年よりも遅め。
今回リストの中には入っていない生産者の中には、
雹害でヌーヴォー用の畑は壊滅的というところもあるそうです。
クリュ・ボジョレー(上級キュベ)でヌーヴォーを作るそうです。
凄い気合です。
パカレ氏は北部は雹の被害が大きかったそうで、
昨年とは違う畑の葡萄を使うことになったそうです。
5つの畑の葡萄を混ぜて使うとのこと。
例年以上に凝縮した葡萄、繊細さと力強さを併せ持ったヌーヴォーとなるに違いありません。
長くなってしまいましたが、
このレポートを見て、とてもなんだかとても熱くなりました。
困難な状況にも負けず、その瞬間瞬間で最善を尽くす造り手たち。
厳しい条件の中、生き残った葡萄達で作られた渾身のヌーヴォー。
例年以上に、とても楽しみです。
是非ご期待ください。
ヌーヴォー速報です。
ネットなどでもニュースになっているので、ご存じの方も多いかと思いますが、
今年は『100年に1度の困難な年』だそうです。
そのため、ボジョレー地区全体で生産量40%減だそうです。
今回7人のリストの中にも入っている、フィリップ・パカレ氏。
氏のワインをインポートして下さっているテラヴェールさんから、ボジョレー速報がアップしましたので、皆様にもご紹介したいと思います。
※以下、テラヴェールさんの資料を元に書いております。
2月『100年に1度の難しい年の始まり』
2月は大寒波。この大寒波で死んでしまった葡萄樹もあったそうです。
4月『花ぶるい』
発芽後にもマイナス5度という強烈な寒波。
その後も天候は悪化せず開花時期を迎える。
なんとか新梢は成長したが、
開花直前のさらなる天候不良によって葡萄樹は養分を吸収することができず、
遂に自己防衛本能を働かせる。
それが、『花ぶるい』という現象となります。
葡萄樹は果実に与える養分を制限してしまう。
自分自身の生育に養分を使うため、生き抜くための葡萄樹の知恵が花ぶるい。
葡萄果実の素はぽろぽろと落ちてしまった。
この時点で収量が落ちることは決定的。
5月『開花時期のずれ』
今年の収量が減ってしまった最大の原因。
4月の初旬に温かな陽光によって始まった開花は、上がらない気温と少ない日照量で進まない。
全ての花が咲き切るまでに1カ月以上も費やしてしまったそうです。
通常、葡萄は開花から100日で熟すといわれています。
30日もずれてしまうと、収穫時に熟度が足りず、収穫できない葡萄が増える。
完熟した葡萄のみを収穫するという決断。
6月『雹害』
低地の畑ほど、雹の被害が大きかった。
しかし、造り手はあきらめません。
『良い年もあれば、難しい年もある。当り前のこと』
(フィリップ・パカレ氏)
7月『曇りがちな空』
気温は上がらず、太陽も出ない。
日照不足で葡萄の育成は遅い。
湿気の多い気候でウドンコ病が発生。
8月『猛暑』
8月後半、強い陽光が一気に戻ってきた。
一気に成熟度を上げていく葡萄。
糖度も順調にあがり、アントシアニン、タンニンも成熟していく。
少しずつだか、希望がわいてきた。
9月『やっぱり自然は味方だった!』
8月後半から晴天が長く続いてくれた。
さらに、葡萄の房数が自然と減ったことで、残った葡萄は十分な栄養を保持している。
収穫時期は例年よりも遅め。
今回リストの中には入っていない生産者の中には、
雹害でヌーヴォー用の畑は壊滅的というところもあるそうです。
クリュ・ボジョレー(上級キュベ)でヌーヴォーを作るそうです。
凄い気合です。
パカレ氏は北部は雹の被害が大きかったそうで、
昨年とは違う畑の葡萄を使うことになったそうです。
5つの畑の葡萄を混ぜて使うとのこと。
例年以上に凝縮した葡萄、繊細さと力強さを併せ持ったヌーヴォーとなるに違いありません。
長くなってしまいましたが、
このレポートを見て、とてもなんだかとても熱くなりました。
困難な状況にも負けず、その瞬間瞬間で最善を尽くす造り手たち。
厳しい条件の中、生き残った葡萄達で作られた渾身のヌーヴォー。
例年以上に、とても楽しみです。
是非ご期待ください。