郷土料理とワインのマリアージュ、バスク地方編。ワイン紹介② | bistro-confl.

郷土料理とワインのマリアージュ、バスク地方編。ワイン紹介②

こんにちは。

雨がパラパラ。むわっと蒸し暑いですね。
連休最終日、皆様いかがお過ごしでしょうか。
汐留ではイタリア祭り?、さいたま新都心ではビール祭り。
富士山ではいのちの祭り?
あちこちでおみこしお出ていたみたいですし、祭り祭りですね。

えー。コンフルは至って平常通り営業中です。
お料理もワインも充実しておりますので、是非いらして頂ければ幸いです。

さて。
ここまで書いて、気づけばすでに水曜日。
本日ディナーからバスク地方料理開催です。

マリアージュディナー、ワイン紹介第二弾です。

フランス、南西地方、イルレギーというエリアからロゼと赤、2種ご用意いたします。
Irouleguy(イルレギー、イルレギィ?、イルーレギィ?)

日本語表記は多々あります。
フランス南西地方。
なかなか聞きなれないアペラシオンかと思います。
実際、このエリアのワインは日本ではあまり見かけません。

しかしながら美味しいワインを生産しています。
バスク地方は食の都ですので、当然お酒も美味しいです。
始まりはロンスヴォー大修道院の修道士が建物の周りにぶどう樹を植えたことだそうです。
18世紀に隆盛を迎え、19世紀末には1700haに達する。
このエリアの畑は海から30kmほどしか離れていない。
さらに、盆地であり、周りを1000m級の山々に囲まれている。
海から水蒸気を含んだ風が山にあたり、熱く乾燥した風をもたらしているそうです。

エスペレットという唐辛子も有名です。

◎Domaine Mourguy Irouleguy Rose

ドメーヌ ムールギィ イルレギィ ロゼ
タナという品種主体です。

◎Domaine Arretxea Cuvee Haitza 2009

ドメーヌ アレチェア キュベ アイザ

ミッシェルとテレーズ夫妻が造るワイン。
有機栽培、ヴィオディナミ農法を実践。
収量が少なく、少量生産。
赤ワイン用には、タナ、カベルネフラン、カベルネソーヴィニョンを栽培。

南西地方のワインは骨格があり、どすんと渋いワインが多いのです。
特に、カオールというエリアは、『黒ワイン』などと呼ばれるほど、濃い色調でがっちりと渋みのあるワインを産出しています。

今回ご用意した赤、タナ70%、カベルネソーヴィニョン30%。
カチっとした骨格がありますが、とてもエレガントなワインです。
すでに抜栓してあります。
綺麗な酸味があり、やや固い渋みがありますが、きめ細かい。
今回は『バスク風のブイヤベース』と共にご用意いたします。

素敵なマリアージュを見せてくれることと思います。

是非ご期待ください。