郷土料理とワインのマリアージュディナー！

今夜です。

お料理もワインも最高です。
今回はプロヴァンス地方ということで、強烈な御大とよべるワインがなかったので、
メインディッシュに合わせて一杯サービスさせていただきます。

Le Clos du Caillou Chateau Neuf du Pape 2009
ル・クロ・デ・カイユ　シャトー・ヌフ・デュ・パプ2009

でました。
プロヴァンスよりやや北、より内陸部ですので、より力強く重厚感のワインを産み出すエリアです。
シャトー・ヌフ・デュ・パプは最大で13品種ブレンドしてよいとされているとても面白いエリアです。
中心地アヴィニョンにローマ教皇が住むようになり、教皇の富を増やすために葡萄栽培を始めたといわれております。
住むといいますか、『アヴィニョン捕囚』と呼ばれるくらいですから、当時ローマ教皇はフランスの王様の言いなりになるしかなかったといえるかと思います。

さて、そんな歴史にも登場するようなエリアですが、
ワインもとても素晴らしいです。
ブレンドする品種の数が多いのでとても複雑で幾重にも折り重なった香り、
味わいはとても深く、余韻は長い。
素晴らしいワインを産み出します。

クロ・デ・カイユのAOCコート・デュ・ローヌはコンフルさんにもオンリストされています。
とても良い造り手です。
是非ご期待ください。

それでは皆様に素敵な夜をお過ごしいただけるようぶんばりたいと思います。