見逃せない赤。 | bistro-confl.

見逃せない赤。

おつかれやまです。
雪やらなんやらもっさりと極寒ですね。
早く春にならないもんですかね。

えー。
そんな訳で、外は寒いですが、心温まる雰囲気で営業しております。

さて。
今回はワインのご紹介です。
私クラタが愛してやまない、
イタリア、エミリーニャロマーニャの生産者、『アルベルト・アングイッソラ』。



Alberto Anguissola(アルベルト・アングイッソラ) Emiglia Romagna
イタリア・エミリーニャロマーニャ州の造り手です。
1998年にワイン生産を始めます。土壌や微気候の調査の結果、
ピアチェンツァ南西部、トラーヴォの標高530-560m、南向きの険しい斜面を選ぶ。
『ピノ・ネロ』という品種100%
フランスでいうところの『ピノ・ノワール』です。
化学肥料、除草剤などの化学的な農薬も一切使用せず、ボルドー液のみ使用。
セラーでも自然な造りを心がけ、温度管理も培養酵母の添加もしない。
約40日間の醗酵・マセレーションを行い、
バリック、またはトノーで12~18カ月熟成の後、ノンフィルターでボトリング。

さて、味わいはといえば、
私の主観になりますが、
ズバッと申し上げれば

『筋肉質でタイト』といったところでしょうか。

土や茸の様な香り、心地良いしっかりとした渋み、
味わいはとても深く、余韻は長くとてもパワフルですが、
じんわりと沁みわたる美味しさと深み。
飲み疲れなんてまったくありません。

『重い』、『しっかりした』と表現されるワインは渋さと共に、もったりと重さが残るものが多くあります。
このワインは何というか、『やりきった』という感じがあります。
しみじみ美味しいなぁ。
と思って頂けるワインかと思います。


彼の造るワインはとても固くて、開くまでに時間がかかります。
インポーターの太田社長が彼と取引を開始した時で、ほとんどのビンテージが残っていたそうです。
ワインの生産者って、基本的に一年間頑張って、出来たワインが売れて初めて収入となるのに、まだ完璧な(自分が理想とする)状態じゃないからと売らずに、残して置くってとても凄いことです。


現在2003年から2009年まで(2007年除く)ございます。

垂直試飲フェアとかやりたいのですが、皆様どうでしょう?
『やりたい!』という豪気なお客様がいらっしゃいましたら、是非ご一報ください。

10名様くらい集まりましたら、日時を調整して、
魅惑のおつまみセットと共にお一人様4500円で『70ml×6アングイッソラ垂直テイスティング』を開催したいと思います。

下のリンクは、昨年の『ヴィナイオッティマーナ』というイベントで来日した際の彼の紹介文です。
彼のワインに対する姿勢が記されてあります。
お時間ございましたら是非ご覧ください。
アルベルト・アングイッソラ