初秋の長雨で、ふたたび衿あしパーマが
イカの足みたいにビローンとなってしまった甘夏。
慌てて、お嬢さん美容師さんのもとへ駆け込みます。
けれども、なかなか芳しい反応をいただけず、涙。
というのも、イカのこのゲソ部分こそが
甘夏の寂しい顔周りに華を与えてるらしく。
冬にかけて、スカーフやファー、タートルで
顔周りに人工的な華を添えますから、と懇願したところ
なんとかカットの許可がおりて。
ジョキジョキとハサミを入れててくださるお嬢さん美容師さんへ
ここぞとばかり、いつものように質問を投げかけます。
たとえば季節が進み、ショートカット
+どっしりカシミヤ、ファー、分厚いコートのときの
最適ピアスについて、伺ったところ。
夏におすすめした垂れるタイプだと、ゴチャゴチャするので
フォーマル寄りなスタッズタイプで、と指示をいただきました。
(揺れの少ないスタッズ印象のこちらのピアスもよいとのこと。
ただし金具は、華やかなゴールドにするべし、らしく)
「冬=着込む=カジュアルから離れますから」
トレードマークのように同じピアスをするのも
もちろんありだけど、甘夏の場合は
季節や服に合わせて変えたほうがよいそう。
そうこうするうちに、イカのゲソはカットされ、完全なるショートとなり。
顔は小さくなったかわりに、お嬢さん美容師さんの予想通り
ちょっと寂しくなったかも、で。
(早々とスカーフ、ハイネック、ピアスで
盛り立ててやる必要があります、汗)