Java圏とPHP&Perl圏の断絶
この見解は的を得ていると思われます。下記引用します。
「世の中のオープン技術で開発をしている会社は、
・Java + Oracleを主流とする会社
・Perl + MySQL、PHP + MySQLを主流とする会社
と、完全に二層に分かれてるなと思っている。」
全くその通りだと思いました。ホントに断絶感じますもん。
明確な理由は分からないが、この断絶を肌で感じています。よい悪いとかではなくて、正に「断絶」があるように感じてならない。私がいる会社はJava+Oracle圏の会社ですし、ウチの会社では「perl」という言葉が出たことすらないレベルです。
# perl圏からしたら信じられないかも…。でも事実。
なんでこんなことになってしまったのか。その理由を個人的に最もうなずける説明をしてくれていたのがこちらのエントリの下記記述。
「一方のSIの世界、オープン・システムでの開発の世界ではしばしば、まるでスタンダードがない技術分野のオープンでもない技術を抜きには「やってられない」ことがあります。
つまりSI案件には、開発元によるAPIや開発環境の提供に頼らざるを得ない部分が大きい一面があります。そして、こうしたサポート対象になりやすいのが、Java/C++/COMオブジェクトだという現状があります。」
業務システムはレガシーなものも多いんです。特に金融や流通業のお客さんのは。コンソール立ち上げて文字列をカタカタ打つことで動かすようなホストマシンがバリバリ現役で動いています。実際に某小売店での運用の現場を目の当たりにしたことがあります。操作方法がさっぱりわからなかった…。
そのホストマシンと会話したり、金融系システムで大量データが飛んできて2フェーズコミットなどのトランザクション管理がマストなったりするシステムで、尚且つオープン系技術を使うとなると、Java等でないと機能要件を満たせません。
また、「業務システム」は多くの場合商用パッケージを使っています。その商用パッケージを通すためにはJavaでないとサポートされないとか、そういったことが過多あります。
またWEBアプリを作るインフラでベンダーサポートがある製品は、殆ど全てJavaベースの製品かMicrosoftの製品です。J2EEか.NETかどっちかになります。サポートできないオープンソース製品を使うと、全ての責任はSIerにかかってきますので、ベンダーサポートのないシステム環境でシステムを作ること自体があり得ません。
もうココまでくると、文化の違いですね。
また、Java圏とPerl&php圏では対象となるお客さんが全く違います。前者はB2Bメイン、後者はB2Cメインが多いなぁと感じます。
Java圏の人間が作ったシステムがインターネット上にドドンと公開されるなんてことは殆どないと思います。業務向けシステムは殆どイントラネットで使われるものだからです。基幹システムをインターネットに公開している会社など見たことが無いし、Java圏では基幹システムなどの企業内で使われるシステム構築が90%です。
作ったシステムが一般の目に触れる頻度が非常に少なく、エリアが狭く深いのがJaca + Oracle圏の世界です。業務知識などいらんから、オレは「はてな」やmixiのようなサービスを作りたいんだ、っていう方はperl&php圏に行かれるべきです。両サービスとAmazonは、全てある共通言語でできています。perlです。
この断絶は文化的な背景が大きい。良い悪いではなくルールが違う、と。
うーん、何かこの断絶を埋めるようなキラーコンテンツがあればもっとこの業界面白くなる気がしてならない。考えてみよ。
「世の中のオープン技術で開発をしている会社は、
・Java + Oracleを主流とする会社
・Perl + MySQL、PHP + MySQLを主流とする会社
と、完全に二層に分かれてるなと思っている。」
全くその通りだと思いました。ホントに断絶感じますもん。
明確な理由は分からないが、この断絶を肌で感じています。よい悪いとかではなくて、正に「断絶」があるように感じてならない。私がいる会社はJava+Oracle圏の会社ですし、ウチの会社では「perl」という言葉が出たことすらないレベルです。
# perl圏からしたら信じられないかも…。でも事実。
なんでこんなことになってしまったのか。その理由を個人的に最もうなずける説明をしてくれていたのがこちらのエントリの下記記述。
「一方のSIの世界、オープン・システムでの開発の世界ではしばしば、まるでスタンダードがない技術分野のオープンでもない技術を抜きには「やってられない」ことがあります。
つまりSI案件には、開発元によるAPIや開発環境の提供に頼らざるを得ない部分が大きい一面があります。そして、こうしたサポート対象になりやすいのが、Java/C++/COMオブジェクトだという現状があります。」
業務システムはレガシーなものも多いんです。特に金融や流通業のお客さんのは。コンソール立ち上げて文字列をカタカタ打つことで動かすようなホストマシンがバリバリ現役で動いています。実際に某小売店での運用の現場を目の当たりにしたことがあります。操作方法がさっぱりわからなかった…。
そのホストマシンと会話したり、金融系システムで大量データが飛んできて2フェーズコミットなどのトランザクション管理がマストなったりするシステムで、尚且つオープン系技術を使うとなると、Java等でないと機能要件を満たせません。
また、「業務システム」は多くの場合商用パッケージを使っています。その商用パッケージを通すためにはJavaでないとサポートされないとか、そういったことが過多あります。
またWEBアプリを作るインフラでベンダーサポートがある製品は、殆ど全てJavaベースの製品かMicrosoftの製品です。J2EEか.NETかどっちかになります。サポートできないオープンソース製品を使うと、全ての責任はSIerにかかってきますので、ベンダーサポートのないシステム環境でシステムを作ること自体があり得ません。
もうココまでくると、文化の違いですね。
また、Java圏とPerl&php圏では対象となるお客さんが全く違います。前者はB2Bメイン、後者はB2Cメインが多いなぁと感じます。
Java圏の人間が作ったシステムがインターネット上にドドンと公開されるなんてことは殆どないと思います。業務向けシステムは殆どイントラネットで使われるものだからです。基幹システムをインターネットに公開している会社など見たことが無いし、Java圏では基幹システムなどの企業内で使われるシステム構築が90%です。
作ったシステムが一般の目に触れる頻度が非常に少なく、エリアが狭く深いのがJaca + Oracle圏の世界です。業務知識などいらんから、オレは「はてな」やmixiのようなサービスを作りたいんだ、っていう方はperl&php圏に行かれるべきです。両サービスとAmazonは、全てある共通言語でできています。perlです。
この断絶は文化的な背景が大きい。良い悪いではなくルールが違う、と。
うーん、何かこの断絶を埋めるようなキラーコンテンツがあればもっとこの業界面白くなる気がしてならない。考えてみよ。