上三年にして下を知る、下三日にして上を知る
表題の格言は上に立つことの厳しさを物語る格言です。
私は「上にたつ資格」というものが絶対にあると思っています。下に居る人間は恐ろしいほど鋭利な感覚で上の人間が持つ本質的な部分をキャッチできるため、上に居る人間はキャッチされても恥ずかしくない、舌に悪影響を与えない何かを持っていなくてはならない。こう思うわけです。
「上三年にして下を知る、下三日にして上を知る」とは、上司が部下を知るためには3年の月日を要するが、下が上を知るには3日あれば充分である、という意味です。特に下の人間は、上の人間のイヤな所を皮膚で感じることができるのが恐ろしい所です。
上の人間と共に仕事した時に直感的に感じたことは、7割方正しかったなと今思います。
「このヒトシングルタスクしかこなせないヒトだな。俯瞰的視点がない。」
「どーも目に力が無い。お客さんと戦えるタイプじゃない。恐らくYESマンだ。」
「仕事はできるみたいだけど、進め方が趣味的でトランスファーすることへの意識が希薄だな。」
「このヒト、二枚舌だ・・・・・。現場見えてねぇのに、そんな報告客にするなよ…orz」
「画面設計もできないPMなんてラララ」
皆さんもこう思ったことあると思います。多かれ少なかれ。
上の立場の方!下に居る人間をナメてかかると痛い目にあいますよ!みーんなわかってるんですよ、言わないだけで。言った所で自分の立場を悪くすることにしかならないから、黙っているんですよ!
人間ってのは自分が思っている以上に他人様から様々な評価をされているものです。気をつけましょう!オレもね!