先日、「報道ステーション」というテレビ番組で、メインキャスターのF氏が、日本は「高齢化社会」という言葉を使っていました。
何の違和感もなく聞き流した視聴者も多いと思いますが、「高齢化社会」というのは総人口の7%以上が高齢者(65歳以上)であることを意味します。
そして総人口の14%以上が高齢者になると、それは「高齢社会」と言います。
実は、日本は今から19年も前の1995年に「高齢化社会」は終わり、「高齢社会」に突入しているのです。
そして今現在はというと‥、いかがでしょう。
四人に一人が高齢者ですね。実に25%です。
高齢者率が21%以上になりますと、「超高齢社会」と呼びます。
知識も語彙も豊富で、報道ステーションで様々なゲストを相手にしても抜群の安定感を見せるF氏でさえ、上記のように福祉分野の表現は19年以上前の言葉を使ってしまうのが、今の日本の現状です。
なぜなら日本は欧州に比べ、30年以上も福祉が遅れていると言われている程、福祉分野に於いては超が付くほど「後進国」だからです。
そして、それを福祉分野に携わっている人たち以外は殆ど知らない。
そのような有り様では、本当の意味で「先進国」とは到底呼べないでしょう。
「認知症」・のことを「痴呆・痴呆症」と呼ぶのも間違いです。
とっくに死語です。
ただ漠然と使うのではなく、その文字を良く見る必要があります。
他に何と読みますか。
他にどういう意味を持つ文字ですか。
障害者も間違い。「障がい者」です。
子供も良くない。「子ども」です。
福祉分野とは関係のない一般企業でも、しっかりした企業だと、そういう表現にまで気をつけているのです。
それが特別なことではなく、当たり前になる日が早くやって来てほしい。
日本が本当の意味で先進国になるために。