この季節の匂いがすると
いつもキミを思い出します
冷たい小雨が降る年の暮れ。
白いじゅうたんの上を
びしょびしょに濡れて震えながら歩いてた
仔犬が1匹。
あの日が俺たちの出会いだったな。
人生を共にしてから16年目。
散歩中に痙攣を起こし、
余命3ヶ月を宣告されてから
9ヶ月も懸命に生きている姿をみせてくれたね。
梅雨の中休みだった週末の午後。
2時間だけ出掛けている間に
キミは旅立ちました。
この世から姿までなくなってしまう寸前、
硬直した身体を、我慢してた分だけ泣きじゃくりながら
撫でていたのを思い出すよ。
あれからもう3年の月日が流れたんだね。
消えることのないキミとの思い出は
これからも俺の人生と共に。
またいつか
夢で会えたなら
いっぱい抱きしめてあげるよ
水無月の香りは
キミとの思い出の香り

