5月くらいだったと思うけど。

私は京都生まれ、京都育ちだから、親戚のおばちゃんも京都にいて、西陣で呉服屋さんをしてるんだけど、その近くに、有名な釘抜き地蔵さんがおられ、「苦を抜く」と言う事から、お母さんとおばちゃんと一緒にお参りし、御札を貰ってきました。

でも、貼る所を間違えてたらしく、肝臓癌転移の抗がん剤投与の前に、ベットの真上に張り替えました。

抗がん剤投与の後はまさしく「苦を抜く」の通り日に日に回復し、倉敷岡山旅行まで行けました。

そして、昨日の夜私がベットで寝ようとしていると、顔の上に御札がぱらりと、中身が解けて3つになって落ちてきたのです。顔の上に御札が乗ったのです。

「お母さん!!」っと思わずそのままの体制で呼びました。

こんなことあるのか?縁起がいいの?悪いの?
怖いよー。と、動けず、お母さんを呼び続けました。

やってきた母は、状況を見て少し間を置いて、

「セロテープなんかでとめるしやん。中身まで出て」と、なおして画鋲で止めなおしました。
私は動きもせず、しかし「画鋲ってどーなんよー」っと普通の会話に切り替わりましたが、何も触れない母はつおい。

?あれはどういう事だったのだろう。?

偶然などない全ては必然

xxxHOLiC好きの私は今日1日の出来事から、

御札と苦が戦い私を守り、御札が私を守る結界をはってくれたのだろう。と、思っています。

ただ、御札を触り又画鋲で貼り直した母に不浄のものが移ったのではないかと心配しています。

これは、明日釘抜き地蔵さんに行くべきなのではないだろうか。

何事もそれに見合う対価が必要だから。

それとも、あの旅で、何か対価を払ったのだろうか。

釘抜き地蔵さん
 <釘抜地蔵の伝説
 室町時代末期
 商人 紀ノ国屋道林が、両手に激しい痛みを感じ治療も効果なく苦しんでいたとき、
石像寺の地蔵菩薩に7日間の願かけをしたところ、満願の日、地蔵菩薩が夢に現れ、
「その苦しみは、前世において人を恨み、呪いの人形(ひとがた)を作ってその手に八寸釘を打ち込んだことにある」と告げ、
呪いの人形から抜き取った八寸釘を示して見せた
 道林が、夢から覚めると、両手の痛みはすっかり消えていたといわれる
 その日、石像寺に参詣すると、本尊地蔵菩薩の前に、血に染まった2本の八寸釘が置かれていたといわれる