映画『きっと、うまくいく』を観てきましたー。
インドの映画で、ビッグ・イシューにもレビューが載っていた上に、周囲の友達が大絶賛!していたので。
ところでこのタイトル、映画前に会った友達に「なんていう映画なん?」と聞かれ、
「きっと、うまくいく
」と答えたらクソバカにされましたwww
確かに、英語タイトルは"3 Idiots (おバカ3人)"なのに。「きっと、うまくいく」って。
個人的にはダニエル・パウターの『バッド・デイ~ツイてない日の応援歌~』並に余計なメッセージ込めちゃってるなぁ~
と思ってました。内容を見たら、主人公がおまじない的に唱えるAal Izz Well (All Is Well)の日本語訳だとわかりましたが。
しかし由来を知ると、All Is Wellの訳としてもイマイチな気が…。ブツブツ
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さて内容ですが、ネタバレあるので見たくない人は見ないでね。
コメディで、声をあげて笑っちゃうシーンが盛りだくさんでした。
親近感の沸く面白さ!痛快です。
ですが泣けるパートもあるのが人気の秘密やと思います。
インド随一のエリート大学に集まる学生は、それぞれが家族の期待を受けて勉学に勤しみます。
皆が好成績とその先にある大企業への就職を目指す中、主人公は違う価値観を提示します。
ところが本来の学びの目的について思い出させてくれるはずの主人公の持論は、貧困ながらも息子(男ばっかりやったな。)をエンジニアにしたい一心の家族達の期待に沿うものでは必ずしもない。
落第してしまったら、家族の生活も崩壊するというプレッシャーに、皆が押し潰されそうになります。
これがインドのリアリティなのかー……と思いました。
日本やと、家族が子の進路に口を出すとか、大学に行く子が家族の生活を支えることを期待されているとか、滅多に聞かない話なのかと思います。
勉学の有り難みにも気付かせてくれました。
また、両親の期待を裏切り、自分の進みたい道を突き進む覚悟をしたメガネ君に、主人公は伝えます。
両親と対立しても、自殺はするな。しようとする前に、自分の遺体の上で泣き崩れる彼らの顔を思い浮かべろ。
これは万国共通ですよね~。
(でも自殺は必ずしも冷静な心境でされるものではない、ということも承知しているので、実際この口説き文句で自殺が防げるかはハテナです。)
エリート思考のウガンダ出身のスネ夫キャラがいるのですが、どっかで見た誰かにめっちゃ似てる!!!
気になるヨ~
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あ、あと、インド人男性は皆ビキニパンツ派なのかな?というのがすごく気になります。
映画は170分で、かなり長いですが、展開が気になる構成なので途中でたるむことはありません。
オススメです
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