3年ぶり(たぶん)に山田詠美を読んでいます。
最後に読んだ山田詠美は『風味絶佳』。
高校時代に図書室で注文して読んで、
その後、表紙がすばらしくてやっぱり購入した本…の再読。
がラスト山田詠美だったと思います。
高校生当時は今に比べてまだ純粋で、
授業中に読んでいたこの部分をいまだに覚えてる。
「学ぶべきこと、なんて、本当に必要なんだろうか。
ただ感じるだけじゃあ、いったい、なんだって駄目なんだろう。」
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『学問』は今、シロツメクサのくだりのところで、
シロツメクサのあまりの懐かしさとここまでの素晴らしさに、
ちょっと小休止をはさんでいるところです。
シロツメクサの花冠とかネックレスとか、本当に懐かしい!
私はいつまでもあのつなぐ方法が身につけられなくて、
近所に住んでる女の子が作るのを、
ひたすらシロツメクサを摘みまくることで助けていました。
最近シロツメクサって生えていない気がするのですが、
空き地?公園の自生の草?がなくなっているのだろうか…
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どの章も書き出しが良くって、
「蓋棺録」という言葉を初めて知りました。
この仕掛けもあって、まだ中盤ですが、
これは確実に読み返すだろうなぁと。
帯は相変わらずの山田詠美というか、
「私ねぇ、欲望の愛弟子なの」
で、でもこの帯なんて、まだまだ序の口ってくらいの内容です。
人を選ぶとは思うけれども、山田詠美にしては選ばないと思う。
ネットでちらっと書評を見てしまったところ、
“山田詠美の新たな代表作”だったり、
レビューでは“新作にしてすでに古典”だったり、
かなりの絶賛されっぷりです。そりゃそうだろー。と納得。
なんというか、土着的で、リアルな愛にあふれていて、
さすが山田詠美と思わざるを得ないパワーがあります。
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『学問』もかなり好きになりそうな中、
今のところの個人的な山田詠美ベストは、
『ソウル・ミュージック・ラバーズ・オンリー』。
「退屈するのがどんなに心地良いか、あんたには解らないのよ。」
もはや信条にしたいレベルです。
今回久しぶりに読んであの素晴らしさも思い出しました。
これを読み終わったら、また読み返したい。
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