昨日の「カンブリア宮殿」みましたか?
USJがV字回復した独自戦略、面白かったです!

こんにちは☆
想いと仕事をつなげるエンパシープロモーションの後藤洋子です。

私が「USJの戦略・考え方」を面白い!と思い、
共感できたのは

まさに「エンパシープロモーション」でお伝えしていたり、
最近、自分自身が共感して「取り入れよう」「伝えていこう」と
思うことがちりばめられていたから。


USJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)は
2001年のオープン当初は
「ハリウッド映画の世界を余すところなく体験できるテーマパーク」
というコンセプトでスタート。

1000万人を超える来場者がありながらも、
その後相次ぐ不祥事もあって、翌年には700万人まで減少。

そこでどういう戦略を取り入れてⅤ字回復したかが、
取り上げられていたのです。
(2015年度は1390万人!)


それを現場の取材と、再建の立役者である、
森岡毅さんという執行役員の方のお話などから紹介されていたのですが、

ディズニーランド、サンリオピューロランド、富士急ハイランドなどが、
絞り込んだイメージをつくり、戦略を立てているのに対し、
USJは「ごった煮戦略」

一見バラバラなものが集約されているのです。

それは「必要な集客の目標に合うように、戦略を立てている」から。


それだけ聞くと、ポリシーないな~、
人が集まって売上が上がれば何でもいいのか、

とも思えますが、


「お客様はなぜテーマパークに行くのか?」
  ↓
「好きなものがあるから行く」
「テーマパークなので楽しく♪」

という根本から徹底的に追求。


お客さまが「自分の楽しい」を選べるテーマパークとして、
また投資を抑えるため、アイディアで勝負されています。

考えて考えて、考え抜いて、
アイディアを出し、1つ1つ実現されているのです。


「物ではなく感動を売る」ため、

開発担当の社員の方は、
ありとあらゆる流行りを探すことを徹底し、
趣味をとことん追求。

机の上で頭で考えるのではなく、
消費者目線で、
自分でやってみることを大切にされています。


失敗を恐れず「挑戦する」ことも推奨されており、
出した企画が必ずしも成功しなくても、
チャレンジしたことが評価される仕組みです。


「好きな仕事だからパワーが出る」
森岡さんは言われていて、

彼自身も好きなこと、趣味をオタク的に
徹底して追求されています。

そして一方で市場やユーザーを徹底的に分析。

熱い想いを持ちながらも、
意思決定は冷静な視点でする、そう。


エンパシープロモーションでお伝えしている

「やりたくてやりたくてたまらない 好きなことをする」
「想いを大切にする」


を組織全体で実現されている例だと思いました。


「好き」「想い」をとことん追求する仕事の仕方・働き方が
起業家・経営者の「当たり前」になった時、
関わる社員の方にも広がっていく・・

それを見せてもらえた気がします。



写真は数年前、富士急ハイランドからみた富士山富士山