こんばんは。後藤洋子です。
昨日は「変化」ということを書きましたが、
あとから
「私のなかに"人は変化したがっているに違いない"という前提があるらしい」
と気づきました。
これは時折、「どうなんだろう?」と思うことでもありますが。
私自身は、自分で仕事をしたり、
自己成長のセミナー運営に携わっていることもあってか、
「変わっていく」ことが当たり前、むしろ
「変えて行きたい」
「より自分にフィットする人生にしていきたい」
人がまわりには多いようです。
でもたとえば、うちの70代の母は変わりたいと思っているだろうか?
今がそれなりに幸せならそれでいいじゃない、という人も多いのかもしれません。
ある時、まわりは会社員の方ばかりというシチュエーションで、
最近正社員になったという方と、別の方が
「定年はいつ?」
「○歳」
「じゃ~、あと××年は安泰だね」
という会話をしていて、自分にはとても新鮮だったということがありました。
(ご覧になっていたら、すみません・・)
その方ご自身は、安心安全を求めて正社員になられたわけではないですが、
一般的には、正社員=安心という捉え方が多いのかもしれないと
久しぶりに思い出しました。
また、以前に、リーマンショックだったかで、新卒者の内定取り消しが相次いだ時、
大手の内定を取り消された学生が、インタビューに答えてこう言っていました。
「次はもっと安定している会社を探します」
個人的には「そこじゃないだろう~」と思いましたが
自分が知っている世界以外のことはわからないし、
人によっては「変わらないでいること」が幸せと感じるのかもしれませんね。
ただ、今は昔とは時代が変わってきているので、
従来「安心・安全」と思ってきたことが、がらっとかわってしまうこともあるでしょう。
定年までいる予定だった会社が突然なくなってしまったり、
思わぬリストラということもあるかもしれません。
そんなときに、変わってしまった状況に対応して、
自分を変えることが出来ず、苦境に立たされる人もみてきました。
私が自己成長のセミナーやセッションを通じて、
伝えていきたいと思っているのは、
どんなときにも自分らしくいられる心の安定、ということなのかもしれません。
写真は、先日登山したときの山頂で。
そして、ちょっと違う角度から、撮ってもらいました~。↓
やっと筋肉痛が落ち着きました