≪ 「以心伝心」をめざして『以信伝心』
(連載2:10月号) ≫ に寄せて(2)
2018年10月6日
毎度お騒がせいたします。
「Two Way Communicationによる情報交換」 が基本の『以信伝心』は、〝暦(歳時記)〟と〝今月の言葉〟の構成で成り立っています。『以信伝心』第1篇の結びに、師が大切にしている彫刻家平櫛田中の言葉 「今やらねば 何時できる わしがやらねば たれがやる 」を紹介し、この『以信伝心』を通して望む 「Two Way Communicationによる情報交換」の長い登山のスタートを切っています。
さて、10月の〝暦〟は、こう紹介されています。
10月は 神無月(かんなづき・かみなづき)、日本中の神々が年に一度 出雲大社に集まり、国中を留守にすることから神無し月と言われています。出雲地方(島根県東部)では逆に神有(在)月(かみありづき)と呼ぶそうです。
9月は「おわら風の盆;越中」、今月は「出雲」です。私事ですが、私たち夫婦にとっても大切な地からスタートしていることにすらご縁を感じます。「おわら風の盆」で有名な富山県八尾町は、学友の故郷で、もう20年以上前になりますが、家族4人で「風の盆」を訪ねております。 彼自身のご家族も皆、おわらの関係者で、踊りと三味線を弾きます。今年も元気に流す姿(YouTube;深夜のおわら町流し 2018年 最終日未明 西町様を 諏訪町 https://youtu.be/lqeqRfp4HCM )を送ってきました。一方「出雲大社」はというと、映画「白い船」のロケ地で、音楽家〝角松敏生〟は必聴です。私たち夫婦は大ファンで、15年前に旅行でロケ地「塩津小学校(今年廃校)」を訪れたのを懐かしく思います。
続いて第1篇〝今月の言葉〟では〔三つの願い〕〔「感動」する喜び、「感動」を与える喜び〕を求めて、
と表して、新会社の発展とあるべき姿を指示しています。親の力を得つつ新たな道を切り開き、尚、親との関係を崩さず、親よりも成長をする姿をイメージしていたようです。今だから解ることで、当時は全く実感が出来なかったように思います。そして今、当社も全社を挙げて総変化する時を迎えているように思え、行く末を案じた言葉として突き刺さります。
第1篇では加えて〈温故知新〉を「〈温故知新〉が〈創造〉を生み、〈創造〉が〈感動〉を呼ぶ」と表し、
今私達が為すべきことは、パイオニアが体験した「感動」の歴史に学び、継承し、
創意工夫をもって創造性あるソリューションを創りあげ、次代の「感動」を呼び起こすことです。
と、あるべき姿〈GOAL〉を指示しています。
第2篇では〈日々に新たなり〉、〈一日一善〉に相当する〈一日一前〉、〈時は金、時は命〉を掲げ、〈今日できる事を明日まで延ばすな〉との戒めで、「明日ありと思う心の仇桜、夜半に嵐の吹かぬものかわ」 なる親鸞聖人の歌を紹介しています。
第2篇の最後の言葉〈歳月人を待たず〉に、一日一日悔いなく過ごすよう諭され、10年以上前の願いは決して色褪せず、今尚光を放ち、今が正に〈新たな創造〉を成し遂げる時とのお告げのようです。
では、またお会いしましょう。
橋本 郷春