8ヶ月ぶりに電源を入れたエアコンが作動せず、修理工を呼んだらリモコン一発で動いたという、性格の悪いエアコンに翻弄されている極北(熱帯)に生息するConel(こねる)です。

 

英語のクラスでタームの終わりにプレゼンテーションをするから用意してねと言われました。

オーストラリアの何かをテーマにしてと。

一般的に自然や動物などでしょうね。

 

しかし欲にまみれたワタクシは思いつきました。

 

食、金銭

 

ええ、煩悩の塊です。

 

しかしながら

色んなバックグラウンドを持つクラスメイトなら

世界共通の食と金に関したことなら

つかみはオッケーだろうと思います。

 

以前から気になっていたことを調べてみます。

 

数年前にラジオで耳にしたオーストラリアで勢いのある大手フランチャイズ

 

 

のお店のことを話していましたが、現代のオーストラリアンドリームやなあと思いました。

 

オーストラリア在住の方ならご存知だと思いますが、ここで展開しているベトナム料理のフランチャイズですよね。

初めてこのお店で買った時に「ほほう」と感心したのが、まず店舗やパッケージデザインがパッと目を引くんですよね。

それとベトナム料理に馴染みの無い客層でもメニューがわかりやすい。

定番のフォーなどのヌードルでも小さいカップサイズがあったりお得なセットメニューがあったりとか。

 

数年前の記事だけど、年商$25ミリオン(21億円くらい?)でオーストラリアで展開してフランチャイズが100店舗

を越えているとか?

 

創設者のバオ ホアンさん、同級生といとことメルボルンの一角で立ち上げたベトナム料理のお店だということです。

このお店の味の基本はバオさんのお母さんの味だそうです。(ミルキーみたいな?)

 

開業当時は珍しさもあって、瞬く間にベトナム風春巻きやフォーなどが売れたそうです。

極北(熱帯)の地とは雲泥の差。競争が激しいメルボルンで大したものです。

 

ふうん。潤沢な開店資金があったんだろと思いますよね。

 

でも、驚くことにバオさんの両親たちはベトナムからの難民だったということです。

ベトナムでの投獄も経験し、その後、ほとんど荷物も食料も持たないで国を脱出し9日間ボートで海を彷徨ったらしいです。

その間、数人お亡くなりになったとか。

 

オーストラリアがどこにあるか知っているわけでもなく、この地に辿り着いたということです。

 

その後オーストラリアでバオ ホアンさんが生まれたわけですが、両親たちはガレージで縫製を生業にし一日18時間1週間休みなくぶっ通しで働いていたそうです。両親の苦労をみていたバオさん、ベトナム料理のフランチャイズ化を思いつきました。

もともとバオさんフィジオセラピスト(理学’療法士)でホスピタリティの出身では無いんですよね。

でも働いていたところがフランチャイズのフィジオだったので店舗を増やしていくアイデアはあったようです。その後4ヶ月の間に14店舗立ち上げたそうな。

 

ベトナム料理の認知度とRoll’dのブランドコンセプトに投資して今の成功があるとのことなので、あのパッと目が引く店舗などもそういうことなんでしょうね。

難民の出から、今じゃ年収21億円。現代のオーストラリアンドリームです。

 

アイデアと行動力そして「家族愛」で成功した話をプレゼンテーションで伝えてみようかな?

 

次世代に伝えるものってなんかあったかしらとハタと気づいて、オノレの怠惰な生活を省みて焦るのでした。

 

ばいならバイバイ