先月末から今月初めまで、NHKで発達障害特集やってましたね。

発達障害特集は、

えー知らなかった、大変ですね!知ろうとする姿勢は画面で見せる有名人達、けど実際に関わったりする事ないんだろうな、うちの子は普通の子、だから所詮ひとごと。


この手の番組みると、もやもやする。ひねくれててすみません。

発達障害って百人百色なんだよね。だから、ひとまとめに考えると少し無理があるかなと思う。


あまり期待する事なく見ている。

差別はよくないとするけど、区別はする。十把一絡げな発言の専門家とか、えー知りませんでしたーという有名人じゃなくて、リアルに発達障害児を育てている人、育てあげた人、こんな事が大変だったけど、こんな風に工夫して成長しましたっていう本人のお話をもっとやってほしい。こういう取り組みでクラスでみんなで仲良くしてますとか、リアルな現場の話を聞きたいのです。

でもこういう番組で、周りから差別ではなく、よい意味で理解が進めば良いなとは思う。


きれいにまとめようとする日本の番組と違い、海外の発達障害に対する考え方は進んでいる。かわいそうな人っていう壁があるような見方じゃなくて、偽善じゃなく、置いてかないよ、大丈夫だよと味方になってくれるような、そんな気持ちにさせられる。


前に書いたドキュランドへようこそのオルグの回は辛い現実に涙した。

その次の週やってた、イギリスの発達障害の若者同士のお見合い番組もよかった。出てくるお母さんは涙ながら笑顔だった。私も将来もし娘に相思相愛の恋人が出来たら、泣き笑いで喜ぶだろう^_^


単一民族の日本人とは違い、移民やルーツが様々な国民だから、みんな違ってみんないいが根っこにあるんだろうな。


今回よかったなあと思えたのは、プロフェッショナル本田先生の回でした。

私が一番心に響いたお話↓番組より↓

本田先生ご自身もADと不注意の特徴ある。
発達障害のイメージをもう少し広く知ってもらい、発達障害に対する奇異な目で見る敷居をもう少し下げてもらえるといいなあと思うんです。
自分もそういう意味では入ってくるし、当てはまる人なんて沢山いると思うんですよ。
自分の中にある特徴がちょっと強い人達がいるんだよくらいに思ってもらえるといいかなと思ってる。

本田先生のお父さんもコミュニケーション上手でなく、マイペース。こだわりあり、空気読まないけれど、本人はとてもハッピー。
相手の全てをリスペクトする!
そもそも生まれてきたときは、そんな生きづらいわけではない。
いけないところを直すんじゃなくて、本人が自然に伸びる力をなるべく100%保証することが大事。
発達の凸凹は残るかもしれないが、伸びるところはちゃんと伸びる。
発達障害、特徴と前向きにとらえる。

なんだか勇気をもらえたんです。
とくに、みんなも少なからず特徴持ってるというところ。昔で言えば個性だよね。
切り捨てや線引きするんじゃなくて、発達障害の側に温かく歩み寄ってくれる先生だな。
こんなニコニコ優しい先生が主治医だったらいいのにな。
著者読んでみたいと思いました。著:本田秀夫 出版社:小学館 発行年月:2019年02月