落ちない記憶術 -2ページ目

落ちない記憶術

効果の落ちない記憶術

前回は皆さんが日常的につかっていた記憶術と、記憶術のコツを少々お見せしました。
では今度は更に、記憶術らしい覚え方を紹介していきたいと思います。

そもそも記憶術で世界大会で優勝を飾るようなひとは2000ケタ単位で数字や単語を覚えて聞きます。
どうやったらそんなにおぼえられるのでしょうか?
もちろん、先ほど記述したような語呂合わせでも覚えることができます。
しかし、更に専門的な抽象的なやり方があります。

今度はそちらを見てみましょう。
先ほどの語呂合わせと同じく、数字を言葉に置き換えることはできました。
では今度は数字をイメージに置き換えてみましょう。
どういうこと?と思う方もいますが、語呂合わせができればすぐできます。
人間の脳は数字をイメージするよりも状態をイメージするほうが得意ですし、さらに鮮明におぼえることができます。

こちらもご覧ください。→数字記憶テスト

さきほどお話した 794年 鳴くよウグイス平安京も語呂合わせと言うよりはイメージで覚えてはいませんか?
では実際にやってみます。
例えばですが1→りんご2→ナイフだとしますね。
りんごにナイフをつきたてた。
というふうに言葉にしてしまいます。
最初に1はりんご、2はナイフというような覚え方はしなくてはいけませんが一度覚えてしまえばどんどんおうようできます。
とくに数字は1~9までしかありませんから9単語おぼえればいいですね。
闇雲に勉強するより記憶術を身につけてから本格的に勉強を始めるという時代になって来ているようです。
中学生になったら覚えることも小学生の頃とは比較になりません、それに覚えることが好きになる時期でもあります。

勉強が好きな子供なら、まず記憶術を身につけ、それからもっと勉強をしてもらったほうがいいですよね。
子供たちにとっては、記憶術を身につけることも遊びと同じです。

勉強が好きな子供を塾に通わせるというのは、親なら誰でも考えること。
吸収出来るときにたくさん勉強して欲しいですよね。

しかし、塾に行き過ぎて成績が下がるっていうことがあるそうなんです。
忘れない記憶術を使って勉強するのと、忘れてしまう記憶に頼って勉強をするのとでは効率が違うんですね。

同じ3時間の勉強をするのでも、記憶術を使えば3時間分の情報が頭の中にのこり、記憶術を使わなければ30分分の記憶しか残らないっていうことなんです。

一生懸命やっても5分の1しか記憶出来ないなんて意味がないですよね。
まず100パーセント記憶出来るようにしておくっていうことが大切なんです。
記憶術は勉強の効率を100パーセントにする手段なんですね。
一生懸命勉強するのは記憶術を身につけた後なんです。