現役時の秋は進研記述模試も全統記述模試も、

阪大オープンも京大オープンも散々な成績で、

来年、可能性が残っているのかなと心配するばかりだった。

 

なぜなら、伸びが無くなっている可能性が大だったからだ。

手応えがない。なぜか手応えがない。

 

しかし、この程度は仕方がない、と思った。

高校2年の夏に浪人することを決めたのだから。

 

後は浪人してからどれだけ伸びるかにかかっている。

元の成績に戻りさえすれば万々歳であった。

 

そんな折、卒業式の日に、朝早く目が覚めた。

何と5時だった。何でこんな時間に目が覚めるんだろう?

と思ったら、卒業式の最中に熱を出し、痙攣がして

倒れて、運ばれた。知恵熱だった!!

 

熱は39度以上。いよいよ来たか!と思った。

これで間違いなく成績は伸び始める。

中学3年の春にも同じことがあった。

 

熱を出して倒れたら、急激に伸びたということが。

体感的に知っているのだ。

こうなったらどこまでも伸びる可能性があることを!!

 

そして、本当に伸びたらしく、予備校に入っての最初の

試験は、数学が1位。

そして順調に成績が伸び始め、あの時は夏に一気に爆発した感があった。

あの暑い夏に一気に伸びた!!

 

夏の全統記述模試は完璧に近い出来だった。

そんな事もあるんだくらいに思ってほしい。

一気に伸びる時が来ることは確かだ。