実は、私も平凡な生徒だった。

中1の1学期期末は、418点28位/152人)。

 

それが、中1の2学期期末で451点5位/152人)に上昇し 、

 

中2の1学期中間では477点にまで上昇。
(結果が出るまで、6か月はかかります)


最高点は中3の1学期中間の486点 (/500)です。
ほとんど独学でした。

中3の12月の全県模試では当時のラ・サール高校B判定、甲陽学院B判定になりました。
ベネッセの合格可能性判定模試は、灘高校75% (B判定)甲陽学院95% (A判定)でした。
中3の夏まで大手の塾に行ったこともありませんでした 。

 

『勉強方法が確立されていない状態』、
「どうやって勉強したらいいのか?分からない」状態が不安になって
中学時代、泣きながらでもかじり付いて勉強しました。
勉強し続け、高校でも公立トップ高のトップのクラスで、 大阪大学薬学部か医学部医学科狙いで、浪人して旧帝大に入りました

私立高生の生徒が相手でも、公立高校からでも、中学から勉強しても、
天才でなくても『努力』で勝てます。

 

【キーワード】

「分類・整理」、教科書、板書ノート、参考書1冊、進研ゼミ、復習型、ファイル


【勉強方法の確立】

・とにかく、『一度やった事柄を記憶が風化する前に何度も何度も復習すること』

 【準備】
 ・5教科とも同じパターンです。問題を作るのは誰ですか?
  学校の先生ですよね。

【授業の徹底的な復習型】です。

 

アクの濃い先生もいます。そういう先生ほど自分の授業や板書から出します
・5教科とも『学校の授業内容と教科書』、板書ノート参考書1冊(進研ゼミ、または、ワーク)だけを用意します。
【それ以外は絶対に手を出さないこと】

そんな量をこなせるはずがないからです。

公立中には進研ゼミと教科書ガイドだけは利用価値が高いので購入してもいいと思います。
勉強時間は、テスト前の2週間、14日間×1日6時間84時間を確保してください
【2週間スケジュール表】をつくります。

手書きで勉強時間と勉強教科、日付、勉強内容を書いていきます
最初はルーズリーフにでも作成しておいて、勉強内容は絶対に守ります
周囲にも宣言してください。

スケジュール通り行くのは6割くらいです

余裕が必要ですから早くから始めるのはいいことです
スケジュールが狂ってきたら修正して、書き直します。
スケジュール表も【紙ファイル】に綴じています

「紙ファイル」を買ってください

そして【3年間全部】のスケジュール表を穴を開けて保管するのです
自分の努力の結果を目で見て確認し、自信をつける証拠となります
同じように、定期・実力テストも全部、【キングファイル】に保管します
キングファイルを買って下さい

成績表専用の「紙ファイル」最低3冊

(塾の模試、全県模試、中学の公立高校入試模試)、これを作って下さい。

【方法】
この勉強法が『効果を発揮する』のは特に【暗記科目】です。

・『板書ノートを軸』にして教科書資料集ノートを交互に読みながら【書いて】理解して記憶していきます
各科目、学校の『板書ノートを写すためのノート』を1冊ずつ9教科で『9冊用意』してください
地図帳、統計資料、国語便覧なども全部読んで覚えます
ぶつぶつ言いながら、同時に書いて勉強します

得意科目の順に本棚を教科ごとに整理しておくこと

【英語、社会、理科】
・この3教科はとくに3ヶ月ほどで効果が出てきます。
テスト前1日6時間勉強して下さい
教科書は「何ページの何行目に何が書いてあるか」まで全部覚えるように。
教科書、授業のノートを軸にして勉強します
同時に、社会は資料集と参考書。
理科は資料集と参考書、
英語は教科書の例文・文法・英文を意識して、
【教科書を読んでノートを確認して、じっくり書いてぶつぶつ唱えて、全部記憶していきます】
時間配分に注意して、2時間ごとに科目を変えるとか、章の切れ目で科目を変えるようにしてメリハリをつけてください
学校のワークがあれば、ワークは何度も使えるように、 ワーク用の自分ノートを作っておくのも有効です
最後には問題だけ見たらすぐに『解き方』と答えが分かるように、隠して見てチェックします

仕上げは何らかの問題集を使いたいのですが、進研ゼミと教科書ガイド等が有効でした
中3から使いましたが数学と国語でとくに役に立ってくれました。公立高向けなら進研ゼミで十分。

【数学】
教科書と板書ノートが軸です。
注意点は、今、何を勉強しているかを【問題を分類して整理しておくこと】です
教科書の例題定石問題として分類されているでしょう。
あれは問題を作れるパターンが決まっているから分類できるんです

方程式なら【個数、食塩水の濃度、速さと距離、一の位と十の位、カレンダー、3連続整数n,n+1,n+2】、
合同なら【合同と相似の3条件の例題、平行四辺形の性質】と分類します
図形は弱点になりやすいので、教科書と板書ノートの内容を
「分類・記憶」したら 問題演習も必要です。

教科書の例題は全部、解説なしでも解けるように理解・記憶しまってください
問題演習が定期テストで必要な科目は数学、理科くらいですので、
教科書に沿った問題集が1冊あってもいいと思います

【ただし、1冊に限ることで何回も復習すること】です

【国語】
・この科目は教科書の【評論文、小説を読んで全部内容を理解していることが前提
教科書を読んで理解して、板書ノートに戻って覚える。
内容は覚えて、文法や漢字では1つも落とさないようにします。
教科書ワークか学校の問題集で【教科書の文章の問題】を解き、答えを覚えます
または、進研ゼミの解き直しを別のノートにして何度も繰り返して答えごと覚えてしまってください
理屈は後からついてくるので、「ああ、そうか!」と理解できる日がきます

稚拙ですが、やる気があるほど上昇します。
1年中考えているまでやってみてください。

 

定期テストで490点弱になるころには、日比谷、北野、旭丘、岡崎、横浜翠嵐、札幌南、青森、弘前、秋田、横手、藤島、富山中部、高岡、新潟、長岡、高松、丸亀、盛岡第一、仙台第二、岡山朝日、修猷館、筑紫丘、福岡、熊本、宮崎西、鶴丸あたりは楽勝できるようになっていると思います。


いわゆる全県模試などは中学3年になるまで受験しなくてもいいです。

「慣れ」が必要ですから。

中学3年の夏から3,4回受験するだけでもいいと思います
なぜならその時期になると、中学3年の2学期以降は各中学校で県立高校入試模試が少なくとも3回は実施されるようになるからです。

だから、中1、中2の間は模試は意識しないようにしましょう。