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この項では、高1の進研模試（7月、11月）の成績表を並べて、
1年間の計画を議論したいと思う。
進研模試は2年生の秋までの間は、
英数国の3教科のみ。
大阪大学や名古屋、東北大の普通の学部を目標とするなら、230点台で十分だろう。
高1の7月に始めて受験する第3回 高1進研模試は気にする必要が全く無いので、
まずは復習材料として使用するべきである。高1進研模試の英数国の得点と偏差値は、
夏 218点、７１.７
秋 227点、７５.９
である。
図1．高1進研模試・夏
図2．高1進研模試・秋
当時のこの模試は、250点以上が東京大学に合格できたため、250点を一つの目安としてどれだけ得点を伸ばせるか考慮するべきである。
夏は国語が62点、数学77点、英語79点しか取れておらず、この点数は80点以上にまで持って行きやすい。あと18点。あと23点、あと1点。
数学はこの後、冬の高1全統模試で200点満点が取れるようになるので、
放っておくとして、
100＋80＋英語＝255 → 英語＞80点台となれば良く、
英語が80点を超えるようになると、260点台にまで到達する。
80＋100＋83＝💫263点💫となれば、
私の高校では学年2位が取れるわけだから。
1．まず、数学は高1・高2の間は100点満点が取れるように仕上げること。
2．英語、国語は共に80点台が望ましい。
3．💫トータルが✿255点を超えるように💫得点設計をする。
1．数学は数学Ⅰ・Aの間は、必ず得点率を100%を目標に設定するべきである。
数学Ⅰ・Aで難しい模試は高1駿台全国模試くらいであり、駿台全国模試ならば85%にまで目標点を下げる。解答用紙は定規で縦に2つに割って使う、定規で図を描画する、できるだけ正確なグラフを描く、正確なグラフのおかげでそのまま解が分かるようになる。
数学Ⅰ・Aでの場合分けや境界条件などは、正確なグラフで十分である。
スペースの空け方、模試では定規は使ってもよいか、解答用紙の大きさに至るまで、正確に模試を調べ尽すべきである。
数学に関しては、数多くの問題を解くことではなく、「定石問題の本質を理解する」ことに尽きる。
2．英語・国語は80点台が望ましい。
そうすれば、英国だけで165点が取れるようになり、上手くいけば英国で170点を超える計算になるからだ。そこに数学の100点を足すと、270点台となる。
この得点なら、高1秋の進研模試で全国25位以内 / 453,000人に入れるからだ。
高3になってからは、目標得点の修正が必要となる。数学は93%以上、理科は90%、英語は88%、地理は75%、国語は65%が目標となる。
【標的得点】
英語175
数学185
国語130
理科180
地理 75
5教科745点／900（推定 全国10番台、偏差値８５.０前後）となる。
3．トータルが💫255点💫を超えると偏差値は８０を超える計算になる。
高1秋の進研模試は相当に勉強して臨んだのだが、それでも予想より28点ほど低い。この後の💫高1全統模試で平均255.5点💫が達成されるから、本当に何とかなる。
本来なら最低でも250点を超えるはずだった。しかし、英数国227点で止まってしまっているのは意気込み過ぎであり、馬で言えばイレコミ過ぎである。
数学は90点以上を取る予定だったし、英語は80点、国語は80点を取りたかった。
そうすれば英数国250点である。上手くいけば257点。間違いなく学年3位には入る。理数科のKさんの得点力を参考にしており、260点が取れる予定だった。
この9月、10月に1日9時間、50日間、合計450時間を投入して勉強したのだが間に合わなかった。
明らかな経験不足。模試は受けるごとに得点が上がっていくものだから、徹底的に復習するべきである。私はZ会と夏の進研模試、夏の全統模試を並べて、特に夏の全統模試を中心に ”徹底的の徹底的の徹底的に” 試験問題を研究した。その予定が見事にハマり、高1秋の全統模試で💫511点／600💫を取ることになるのである。
私は3教科(英数国)よりも理科、社会の方が得意なタイプだったから高3が近づくにつれて得点力が上がっていくのは当たり前だった。余りあわてずに黙って高3を待てばよかったのである。
ところが、高1の秋に1日9時間も勉強してしまったせいで、★持病を持つことになる。持病の時の成績たるや悲惨なもので、偏差値は進研マークで💫40.7にまで落ちた。
そこで、理系97位 / 123人を取ってしまう。高3の秋以降は、97位→46位→31位と上がっていき、最後は31位で卒業になった。公立高校だから31位では医学部には行けなかった。
浪人したら、⭐偏差値79.9⭐
『偏差値40→80』
「無事是名馬」である。気を付けられたい。
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