十五日目(1月6日) | MASAの音

十五日目(1月6日)

朝いつもくらいに起きるも身体が疲れている。
朝食を食べたあと、荷物整理や調べものをしながら部屋でゆっくりする。

11時すぎにホテルを出る。

トラムに乗ってまずはYに教えてもらった聖キリルと聖メトディウス教会へ。
ナチス・ドイツに対するレジスタンス運動家の隠れ家だったためプラハで唯一第二次大戦時の銃弾のあとが残っている教会。
生々しい痕跡に息をのむ。資料館はナチスの役人を殺害しこの教会で散っていったレジスタンス達の写真など。
彼らが最後を迎えた地下の礼拝堂で静に祈りを捧げる。
じっくりと資料などを見たので大きくはない資料館だったが一時間ほど滞在した。

教会をあとにしヴルタヴァに向かって歩いて行くとユニークな形をしたダンシングビル。
写真を数枚撮る。

歩こうかと思ったがちょうどトラムが来たのでちょっと乗ってカレル橋へ。
夜とは雰囲気が違うし人の数も多い。
パフォーマンスをやる人も結構いてかなりの賑わい。彫像をゆっくり見て行きいくつかの写真を撮る。

橋を渡って次は聖ミクラーシュ教会。
壮大なフレスコ画に黄金の天使像など素晴らしい装飾に圧倒された。

プラハ城までの坂道の途中でお土産屋さんをいくつか見る。

プラハ城は昨日回れなかったプラハ城ギャラリーと火薬塔。
火薬塔はプラハ城衛兵についての展示で音楽隊についても少し説明があった。

そのあと一応黄金小路に行ってみるがやはり工事で通れなかった。

東門から出ようとすると、ロブコヴィッツ宮殿の博物館にベートーヴェンの自筆譜などの展示があると看板がある。
ちょっと高くて迷ったが行って見ることに。
民主化により返還されたロブコヴィッツ家の莫大なコレクションの展示でかなり見応えがあった。
肝心のベートーヴェンは交響曲4番と5番の初演時の使用パート譜のセットなどが展示してあったが、楽譜部分ではなく束ねられているものがドンと置いてあった。
その他にもモーツァルトが編曲したヘンデル“メサイア”の自筆スコア(これは開いて置いてあったので楽譜部分が見られた)など結構色々あってきてよかった。
個人的には170年ほど前のクラリネットのA管・B管・C管の三本セットで一つのケースに入っているのが興味をひいた。

東門からプラハ城を出て坂道を降りて行きトラムに乗る。
途中乗り換えの時にスーパーに寄って水などを買う。
ホテルに戻り今夜のチェコフィルのチケットを見ると開演時間を30分間違えていた(汗)
スーツに着替えてすぐにホテルを出る。
Yに教えてもらったフローレンスでバスに乗り換える行き方で行ってみると、すっごい便利だった♪

この前ケイマルさんに連れて行ってもらったレストランに行って夕飯をすませる。

今夜のチェコフィルは首席指揮者のマエストロインバルの棒で、シべリウス:バイオリン協奏曲(ソロ:ニコライ・ズナイダー)とドヴォジャーク:交響曲第七番。

お客さんの入りがあまり良くない。

コンチェルトは途中危ない!という箇所があるも懐の深い演奏だった。
ズナイダーは楽器が良く鳴り、官能的な響きで見事だった。
演奏が終わった後もらった花をインバルのスコアの上に置き作曲者にというジェスチャー。

休憩中舞台上のドヴォジャークのファーストバイオリンのパート譜を客席から見るとチェコフィルの伝統的慣用譜が置いてあったのでひとりでテンションがあがる。

ドヴォジャークは勢い良く高い集中力で一気呵成に聴かせるといった感じ。
1楽章と2楽章、3楽章と4楽章をセットにしてつなげての演奏。
良い演奏会だった!!

終演後は来たルートを戻る。
便利で助かる。
雨が降りだし今までも滑りそうだった歩道の石畳がより一層危険な感じに。
みんなあちこちで転びそうになっていた。
自分も二、三回危なかった…(^o^;

10時にはホテルに着いて帰り支度などもやり早めに休む。