185歳!! | MASAの音

185歳!!

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友人でナズドラヴィ・フィル のトランペット奏者でもあるMから
メールをもらって気がついたんだけど
今日はスメタナ185回目の誕生日。

せっかくなので先日晴海のトリトンで買った
ピルスナー・ウルケルでお祝いしました。
写真のピルスナー・ウルケルの横にあるのは
敬愛するノイマン先生の1975年録音の「わが祖国」のCD。
このジャケット写真気に入ってるんですよ!
(ちなみに今日のBGMはこれではなく
ノイマン先生の1972年録音の方にしました)

ノイマン先生の「わが祖国」は残念ながら
生で聴くことはできなかったけど、
チェコフィルではあの伝説となっている
1990年のマエストロ・クーベリックとの
来日公演をサントリーホールで聴いている。
あの日は演奏前からなんというか
殺気だっているといってもいいくらいの緊張感がありましたね。
最近DVDが発売されて早速買いましたが
当時の興奮がついこの前のように蘇ってきました。
演奏後の観客達の興奮も収録されていましたが
実はホール内だけに終わらず
その後地下の楽屋口まで数百人の観客が押し掛けたんですよね。
どれくらい待たされたか覚えていないけど
だいぶ時間がたってからマエストロが姿を見せたときの歓声・拍手と
それに応えてはにかんだ笑顔で手を振ってくれたマエストロの顔は
いまでも忘れられません。

「わが祖国」はチェコ人指揮者ではそのほかに
先日のエリシュカさん=N響、ビエロフラーヴェクさん=日フィルも聴きましたし、
(どちらも当然ですが素晴らしい演奏でした!!)
あとはコヴァーチュさん=東フィル、高関さん=神奈川フィル、下野さん=読響
を聴きに行きました。結構聴きに行ってますね。
どの演奏会もそれぞれのマエストロの個性が出た良い演奏でした。
特にコヴァーチュさんと高関さんのはリハーサルから
聴かせて頂いたのでとても興味深かったです。
コヴァーチュさんは楽譜に結構手を入れていたし、
高関さんにはチェコフィルのスタイルや
楽譜の事などを教えて頂きすごく勉強になりました。

ナズドラヴィ・フィル とは4年後の2013年5月12日(!!)に
「わが祖国」を取り上げる予定にしていますが
もういまから待ち遠しくて待ち遠しくてたまらんです(笑)