
前回は腰痛、今回は膝痛のセミナーからのまとめです。全体のシラバスは以下のとおりでした。
1. 高齢者について
2. トレーニングのポイント
3. 立つ
4. 座る・・・・腰痛
5. 歩く ・・・・膝痛
膝痛については、高齢者の多く(特に女性)が経験する症状でかつ、荷重関節であり、不安定な構造など絡みますので、きちっとした対処が必要です。大腿四頭筋を強化する目的で、膝関節を伸ばすマシントレーニングなどを見かけますが、今1つ効果性や厳密性が不足しているケースを良く見かけます。また、ハムストリングの機能不全も見逃せない方もいます。ですので漠然と太腿を鍛えるのではなく、姿勢や歩行のバイメカなどに配慮し、クリニカルなアプローチを提唱します。膝痛は、主に変形性膝関節症への対処を想定します。
●まず動作痛のタイプを見極めること。
安静時痛であれば、関節腫脹、半月板の変性断裂、屈曲時痛であれば膝裏でのストレスが考えられます。伸展時痛の場合、スクリューホームムーブメントの破綻、大腿部の萎縮が考えられます。
●次に膝伸展性の回復です。
可動域獲得のために、お皿の可動や内側広筋の活性を確認しておくと良いと思います。いわゆるパテラセッティング、クワドセッティングにて十分な収縮を獲得するだけでも良くなる場合も有ります。
●そしてハムストリングへの視点も欠かせません。
なぜなら下腿回旋のコントロールをしているからです。O脚への誘引ともなります。下腿外旋をいかに防いでいくかがポイントになるでしょう。
●運動器の協調として下肢-体幹の連結を見ていくこと。
膝痛因子の軽減に繋がります。骨盤や体幹の可動制限は、膝関節の代償運動を引き起こしますので、立位・座位での体幹に関する可動安定トレーニングを入れていくと良いでしょう。
少なくとも2-3段階のプロセスがあるのがわかると思います。動きの質を高めることに注力してみると、強さ速さという量的概念のみにとらわれないような気がします。
※駅近で営業中!ケアルーム《フィットプラス》相鉄線二俣川でお待ちしています。
※らくらく出張型ご希望なら《デリプラス》横浜旭区を中心に展開中!
