第4回岡山こころとからだ塾 | 楽笑コンディショニング みおちゃんのブログ

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楽笑コンディショニングの三尾 美都(みお みさと)です。
からだの仕組みを知り、自分を愛しんだら驚くほど調子がよくなり、からだはスッキリとします。
女性らしく毎日を健康にいきいきと過ごしませんか?

隠も極まる冬至の日。

沖縄の整体師&運動指導者の照喜名弘彦先生による『こころとからだ塾』の開催をお手伝いさせていただきました。



テーマは
「東洋医学の視点からひも解く、腎氣の養い方」




五行と腎について




(五行とは古代中国に端を発する自然哲学の思想。万物は火・水・木・金・土の五種類の元素からなるという説)



今回は腎氣に関係する『』についてを学びました。


は季節でいうと『冬』


特徴としては、


縮こまる
溜め込む



のエネルギー

水のエネルギーが強く充電しているのは、水子(生まれて間もない赤ちゃん)、とも呼ぶように胎児の時期。


この時期には生命力を蓄えています。


逆にのエネルギーが減ると高齢者に起こる症状が現れます。



足腰の弱り
白髪・薄毛
頻尿・尿失禁
難聴・耳鳴り・めまい
記憶力の低下
持久力の低下
不眠
などなど。



そして、



我慢や忍耐

これらも内側に抑え、縮こまるエネルギーを使っているので水のエネルギーが消耗していきます。



からだは冷えやすく恐れや不安が増し、結果、ふんばりがきかない、底力がなくなっていく。



我慢のしすぎは老化の元、ですね!




逆に水の気の流れを良くするには、


温めること。


特に、塩風呂は効果大!





この



食べものにも有効なのです。



ミネラルが豊富な食べ物(海藻類)

他にも
豆類
黒色のもの(黒豆、黒ごま)
生物より煮込み料理
ネバネバ系


これらもオススメです。




温めることや食べ物以外で腎氣を巡らせるには、姿勢とカラダの使い方もあります。



セルフケアとして、
胎児のように縮こまって腎氣の充電







こんなポーズも。


付け根を深く曲げて大腰筋(股関節を深く曲げる筋肉)に効かせます

恐怖→足腰が安定しない→不安

大腰筋に効かせる→精神的な安定







耳を温めることは寒い冬には大事👂

耳当ては冷えの予防に有効です。


耳のトラブルは腎のトラブル。
めまい、メニエール!突発性難聴など、冬は耳を冷やさないように気を付けましょう。


スマホの通話もハンズフリーで!





カラダの使い方や姿勢からも気の巡りを良くすることができます。


足の裏にある湧泉を持ち上げるようにして立ったり歩いたり。





さらに背中や腰の筋肉はリラックスして、
湧泉から骨盤底、鎖骨下へ氣の流れを使うように立つこと。



歩き方としては足を前に出す、ではなく後ろに床を押し出す感覚。
大腰筋を伸ばすことを意識!




これも腎に良い歩き方です。



大腰筋を活性化中↓






大腰筋を伸ばして、後脚を蹴るように。

大腰筋が動き出すと、腎氣も養われ、老化予防になりますね♪





毎回、照喜名さんの講座後はからだのエネルギーがスムーズに巡り出す感じがするのです。



今回はマイナスだった部分がじゅわ〜と満ちていき、元の気に戻る、元気になるっといった感じでした♪




冬は腎がとても大切で、冬の過ごし方ご春や夏にも影響を及ぼすとのこと。


特に大切なのは睡眠



睡眠をより深くとることが水のエネルギーの充電になります。

(赤ちゃんはたっぷり寝ていますね)


慢性的な睡眠不足は腎を弱らせてしまいます。


結果、老化現象は進みます。(イヤだ〜)





腎氣の養い方



まとめると、



・しっかり寝る

・我慢や忍耐をしすぎない

・塩をとる

・横向きに寝て腎を充電

・股関節を曲げて大腰筋を効かせる

・耳を温める

・湧泉を持ち上げて立つ歩く

・湧泉、骨盤底、鎖骨下への氣の流れを使って姿勢を保つ

・大腰筋を伸ばして歩く


全部タダ!(笑)



冬の今が肝心!!



できることを毎日少しずつ続けて、腎氣を養い、底力をつけていきましょう!





最後までお読みいただき、ありがとうございました。