突然ですが、好きだった人や物事が嫌いになったり無関心になったことはありますか?


と質問されたらほぼ間違いなく「はい」とこたえるでしょう。

私だってそうです。


この話はそれが恐ろしく感じてるという話です。


好きが、嫌いになったり無関心になったりする際に、何か大きなきっかけがあればまだ良いのです。別の人/ものが好きになったとか。メッチャ嫌なことをされたとか。

そしたら、多分別のことへまた夢中になれるでしょう。


では、何のきっかけもなくふと興味関心が薄れたらどうでしょう?正確にいうと時間経過で徐々に飽きたりすると言う方が合ってる気がします。

スマホゲームとかでいうところのモチベが下がったというやつですかね。

モチベが下がったら、多くの人はまた別のゲームへと向かうのでしょう。


さて私はというと、ガルパへのモチベはかな~り下がってます。これはもうしょうがない。

その代わりリアルイベントへのモチベは2,3年前に比べると格段に高い状態で維持されてます。いいことですね(と、信じてる)。


スマホゲームでいうと、最近までウマ娘を多くプレイしていました。今でも、ログインはしていますが目下モチベは急降下です。

きっかけは、アリーナツアーの大阪千秋楽に参加したこと。バンドリ以外のコンテンツライブは初めてで新鮮でかつとても楽しかった。なのに、燃え尽き症候群のようにモチベが下がっちゃった。


さて、ここまで何が怖い怖いと言ってきたかというと、好きなことへの興味がただ失われると何も好きなことがない無趣味な人間になっちゃうこと。生きる意味を失うことと同義と思ってます。


話が少し変わりますが、私は昔から新しいことを積極的に取り入れることが苦手でして。ドラマやアニメも中々見ることができない。何でだろうと思ったとき、現実でも空想にしても不確かな未来が怖いのだと気づきました。

超弩級のネガティブ人間なので、基本的に何もわからない未来は悪いものと思ってしまう。だから、漫画やアニメ、ドラマといった断続的に話が進んで且つ先が分からないことを嫌うのだろうと思います、多分。


今のガルパに今ひとつ腰が入らない理由として、飽き以外にキャラ環境の変化があるような気がしてます。別に、それが悪いとかではなく個人的に。

『ご注文はうさぎですか?』という最近まで連載されていた作品がありますが、途中まで大好きでアニメも漫画も見ていたのだが、進路うんぬんの話になった際に急に見る気をなくしてしまった。

今のガルパもシーズン3に入って、進路やバンドの解散などやや重めの話が多くなっているように感じますね。ここで気づきました。何とも情けない話だが、『青春 to be contined』よろしく「終わらない春はメリーゴーランド」を両作品に求めているらしいと。


現実の世界は絶えず変化するのに、何も変化や成長がない自分自身をずっと同じ/あるいは似たような景色が続くコンテンツの世界に閉じ込めて置きたいのだと。


気づいたのなら変わればいいじゃない。と思われるかもしれないが、人間そう簡単に考えは変わらないので。自分が急成長するわけでも、アクティブに様々なコンテンツや趣味を見つけられるわけでもない。これは一旦仕方がない。

こんな私でも新しいことが好きになることだってあるはず。バンドリだって、リズムゲームしたくて「カバー曲が多い!」の触れ込みから偶々はいったのだから。


今のところの結論は2つ。

1つは、新しいことをすきになることを諦めないこと。

もう1つは、中々新しいことが好きになれない私のところへ偶々流れ着いたバンドリという好きになれたコンテンツを大事にすること。


バンドリというコンテンツもいつかは終わるだろう。だからこそ、新しい好きを作ることも大事だし、今の好きも恐れず大事にしていきたいなと。