彷徨する渇望の中で見えた景色に、生まれた感情に、間違いも正解もないから
薄っぺらい感想を押し広げて書いていきます。感想に正解も間違いもないからね
福岡、大阪を現地で見てからの愛知公演ファイナルを楽奈側(右側の客席)で見た人の感想です。配信のアーカイブ見て記憶を補完してることもご了承ください。
碧天伴走
福岡・大阪公演ではそよが真ん中で煽るなどして、始まりは砂寸奏。ファイナルはどう来るかな?と思ったら、ドラムの音から始まり、楽器隊がデーンと音を出し(語彙力ひどい)直ぐ様碧天伴走がスタート。
実際に見てないけど、どうも羽田以来の碧天伴走スタートのようで。スタートにはいい曲よね、純粋に応援歌という感じの曲だし。
先にも書いた通り、楽奈側に陣取ってたら愛音がやってきて2人が背中合わせでのWギター演奏するもんだからもうね、大興奮。ここでの大興奮はキュンキュン系かな?ライブハウスで大暴れ!って感じではまだなかった。
影色舞
- 色とりどりの照明がみせる宇宙へリンクする超然的ダンス
迷星叫
聞けて良かった、アカペラはいり!壱雫空
雨の日に見た景色も宝物だからMC(立希のファンサ/燈のツアーの思い出)
愛音の無茶振りにより、立希がファンサのシミュレーションをすることに。楽奈をして「無愛想。よくない」と評されるほど塩対応だったけど、それが良い。カワイイ。
燈ちゃんのツアーの思い出として、福岡公演について。朝雨が降っていて昼から止んだことをあげ、それを愛音が「壱雫空みたい」と言ってて正にそうだなと当日も思った覚えが。因みに、私は地下街や商業施設に逃げ込んでた。
名無声
伝えたい想いがもっと増えていくから、皆ともっと色んなところに行ってライブがしたい何気ないMCからこの言葉を挟んで演奏が始まる。正直油断してお水飲んでた、悔しい。
このMCから入ったのは、1番サビの歌詞
「僕が見つけた今日のきらめく空誰かにちょっと伝えたい」の部分からかな?と推測。
福岡・大阪でもやっていたが、はいりの歌詞、
「何が僕にできるかわからないけど」のところを
わからないけれど〜↓お〜お↑!(クソザコ表現力)みたいな感じで崩してきてるところに心が何だかざわついた。決して悪い意味ではないが、何か動いたというかザワザワした。
あと、私は立希の演奏が好きなのですが、確かこの曲だったかな。サビ前でのスティック回し見て(ああ、これで好きになったんだ!)と思った覚え。もしかしたら、迷星叫との覚え違いかも。まあ、立希のスティック回し他でも都度都度やってるだろうし、今度より注目して見てみたい。
大サビ前の歌詞
「(心がギュって動いた) それを声にしたい」
()部分は普段はコーラスのみが歌うところをボーカルの燈自身も被せるようにして歌い、その後少しリズムを崩しながらも声にしたところに私の心がギュって動いた。ちょっと何言ってるかわかんない。
最初、リズムを意図的に崩したのかな?と思ったが、配信見る限り、意図的にではなく崩れちゃったみたい。でも、そのあと立て直して、最後はきっちり合わせるあたり見事だなと改めて感心?しちゃった。
潜在表明
福岡・大阪公演においてもAメロ/Bメロの部分を音源よりもかなりモノローグらしく感情を込めて歌っており、愛知公演でもそこは同様だったと思う。君の神様になりたい
- 楽奈ちゃんの冷たい視線が客席に刺さる
さて、この曲で見てたのは楽奈ちゃんのギター。
この曲自体が、MyGO!!!!!含めたあらゆる音楽の力を否定するような強烈な無力感を歌ったものと思う。
途中で、楽奈ちゃんがお立ち台にあがった。
ずっと見てたが、信じられないくらい無表情。冷たい目で客席を見つめてる。一緒に音楽楽しもう!という風ではなく客を観察している感じ。それがまぶたに焼き付いた。
MC(声出し)
愛音ちゃんが1階、2階。最初に見た福岡公演のときはちょっとびっくりしたけど、すっかりおなじみって感じ。今後も楽奈で締めるのかな?
歌いましょう鳴らしましょう
もっとボリューム上げていけますか!?の最後の燈ちゃんの煽りから始まって何だかとても楽しかった。あんまり記憶がない。唯一あるのは、「さあ歌いましょう」というサビの歌詞でつられて歌いそうになったとこ。あの歌ってどこ声出していいんだろ?ちょっと掴めてないかも。まあ、でも。楽しかったからいっか。
音一会
- サビの「ありがとう」が印象的であるが故に。
私の楽奈ちゃん側には途中で愛音ちゃんがやってきて嬉しかったなあ。あとは、間奏のギターの見せ場!楽奈ちゃんの超絶上手いギターテクが見れてすごく満足感あふれて良かった。
最後のwowwowwowの部分もこちらは皆で大合唱できて大満足。
また、三度照明に触れると、
1番サビ前「顔を上げて歌いたい」
2番サビ前「あの雨音を乗り越えて体中に響いたんだ」
の歌詞で、すっと照明が上がりサビで暖色系の照明で希望を表すような表現が感じられた。(勝手に感じただけかな?)
さて、この曲に関して。
リアルライブで歌う分には観客に対しての感謝をMyGO!!!!!から贈ってくれてる歌と勝手に思っている。
特に、「聴こえた拍手の音が記憶を超えた」のあたり。コロナ禍のリアルライブは拍手オンリーだったので、それを表している印象が個人的にはしてる。
その感謝が「ありがとう」
もう直接的すぎて。心に刺さる。私はそんなこと言ってもらっていい人間なのかなと。毎回毎回思ってる。でも、最初に聞いたときよりは少しはそれに値する人間に近づけてるかなと最近は思えるようになった。成長、というわけではないが。認識の仕方が変えられたのかもしれない。
その事も含めてこちらからも改めて、何度でも言いたくなる。ありがとう、と。
迷路日々
ありがとうで締める音一会から、サビ始まりの迷路日々。なんて明るいつなぎなのでしょうか。サビで飛び跳ねるのがメッチャ楽しかった思い出。開演前に既に体を痛めてたのが嘘のように。サビで跳んでる間は楽しさだけが体を支配してたように思う。向こう側でそよと愛音が向かい合って演奏してたのは率直に羨ましかった。
回層浮
ライブではコーラスから始まるこの曲。結構不気味な感じで最初に福岡公演で聴いたときの感想は恐怖が真っ先に浮かんだ。自分の思考がぐるぐる囲んで今日に閉じ込められて昨日にも明日にも逃げられない。多分、不気味さを醸し出してるのはコーラスの声で、なんとなーくのイメージだと「かごめかごめ」みたいな。伝わらないか
潜在表明と同様にモノローグ部分の燈ちゃんの表現が激しく、間奏でしゃがみこんでその暗い感情に畳み掛けるように演奏も激しくなる。
音源で聞くのとは全く違った印象になると思うので、是非ライブでいっぱいの人に見てほしい。でも、私の席は奪わないで。
基本線は絶望の曲であり、最後の最後で希望を見出しているこの曲。
歌詞から抜粋するとこのあたりかな。
「僕は知っているどこへいけばいい 僕は知っている運びたい想い」
そして、ラストが
「今日生まれた言葉届けにいかなきゃ明日を願った」
昨日が遥か遠くても(台詞ママ)
昨日を追い出されても
眠れない 終われない
生まれた言葉を感じた言葉を
届けに行かなくちゃ
だから
今も記憶を押し付けるこの渇望で
今日に馳せても
いいよね!
砂寸奏
繋ぎが完璧すぎて言葉にせずともラストなんだと思い知らされた。回層浮で被っていたフードを↑の台詞最後で放りだして砂寸奏へとつながる。
この砂寸奏という曲、何というか今日を歌うことに怯えていないというか。むしろ歌いたい、歌うことを楽しんでいる。そんな感覚を曲全体から感じる。
歌詞で引っ張るとこのあたりかな?
「僕らに降り注ぐ時の粒つかまえ
握りしめた熱を轟かせて
今日に馳せても いいよね」
今日に閉じ込められる絶望感が溢れた回層浮で最後に見つけた希望。そこから、今日を歌って歌い続けることを渇望する砂寸奏へと繋がった流れがとても納得する感じがした。
今までの公演はバラバラでの披露、シングルでも→回層浮となっている。
しかし、回層浮で見つけた届けたい想いへのアンサー的な立ち位置に砂寸奏がいるのが自分にとっては1番正解?に近いような。うーん、上手く言い表せない。
ともかく、このツアーでの本編ラストに相応しいラスト2曲の流れだったというのが私の感想。誰か噛み砕いて代弁してくれ。
無路矢
アンコール。正直今までの公演から予想できたことと、本編ラストの余韻に浸ってて何も覚えてない。
MC(最後の挨拶)
大変恐縮だが、私の言葉でまとめたものを以下に。
立石さん:ライブに来るまでって労力もお金もかかって大変なのに、MyGO!!!!!のために集まってくれる人がたくさんいることが感じられて幸せだった。ツアーを通して、次のライブがあることが当たり前じゃなく、応援してくれる人がいるからこそであり幸せことと実感できた。次に向かって10人で頑張ってくからついてきてください!
羊宮さん:大切にしたいことを大切にするのは難しい。大切にできるのは自分の能力・キャパの範囲でしかできない。大切が増えると、優先順位ができちゃう。できることを大切にしていて、それは大切にしたいことではないのでは?と思う。
大切だからこそ感情に揺さぶられたり。大切にするのは難しい。選択がマイナスになることもあるかもしれないけど、そんなに考えるのは気持ちを込められるからこそ。それは羊宮さんにとってはMyGO!!!!!。一人ひとりそんな存在があるはず。MyGO!!!!!はそんな大切なものへの迷う過程も素晴らしい、それらも大事に歩いていこうってバンドだと思う。
こんな感じ。特に、羊宮さんのがまとめられなかった気がする。生の言葉を感じにライブ来てください。
焚音打
体も心も完全燃焼できたんじゃないかな。だってメンバーも客も会場全体があんなにも熱いんだもん。普段斜に構えてる自分だってその熱にあてられちゃった。
最後に英語歌詞をコーラスと合わせて観客が歌うところ。他の公演、ライブでもとても盛り上がって感情が昂るところである。そこの2回目に被せる羊宮さんの歌詞が普段と変えてきたの。以下↓
彷徨する渇望の中で
見えた景色に生まれた感情に
間違いも正解もないから
それぞれが掲げた拳に
それぞれの宝物があるから
だから最後まで握りしめ続けるんだ
大丈夫迷うことにもう迷わない
どうですか!?