儲かる情報売ります!…って本当?
先週、会社の同僚が真剣な顔で相談に来た。
「ヤ○オクにこんなのが出てるんだけど…絶対儲かる情報ですって、こんな旨い話ないよな?」
と否定形で話しながらも興味ありありなのが滲み出している。
見ると、◆究極の○○◆お金と自由な時間差し上げます◆電話サポなどと怠け心をくすぐるタイトルで、月収300万生活を手に入れる情報!との紹介本文が綴られている。
「やめとけって。何度騙されりゃ気が済むんだよ」
そう、この同僚、今まで何度も「儲け話」に手を出しては結局散財するパターンを繰り返している、懲りないやつである。本人曰く、累計すれば新車のセルシオが買えてしまうくらいやられている。
実は過去にも同様にヤ○オクで同じような情報を買っては、何度も「屁」のような情報を一万円とか二万円とかで買わされているのである。
しかしながら何度も騙されているうちに、「何とか取り返さなきゃ」「今度こそ本当にいい情報かも」という心理が働いてくるようで、もはやカモネギのスパイラルに陥っていると言ってもよいようである。
「絶対やめとけって」
「そうだな、どうせまたガセだよな…」
「そうそう」
…が、週末、浮かない顔でまたやってきた。結局今回も一万円払って買ったのである。
結論から言えば今回も糞情報だった訳だ。
何の事はない、儲かる情報を売ってる連中はその情報の内容を実践して儲けているのではなく、その情報そのものを売ることで儲けているのである。
落札まで待たなくとも入札と同時にIDをメールで送れば取引方法をご連絡しますというもので、終了したオークションの内容を見ると、どうやら30人くらいのカモが入札したようだ。一律一万だから30万、これをやってりゃそりゃ月収300万も確かに軽そうだ。
しかもこの方法には落とし穴があった。評価である。糞情報なのに評価に「悪い」がついていない。
これぞまさに「落札」ではなく「入札」時点で取引という落とし穴で、恐らく最終的に落札する一人は仲間のサクラか本人の別IDであろう。しかも落札形式にしていない理由を「悪質な同業者による嫌がらせ落札やイタズラ落札の防止の為です」と謳っている。
入札「だけ」をした人間は、出品者の評価はできない。従って、実際にこの情報を買った人間はいくら不満に思っても評価点を付ける事ができないのである。
ちなみに今回掴まされた儲け情報とは、
まず適当なブログサイトを立ち上げる→アフィリエイト 登録→そのブログサイトでアフィリエイト対象商品を宣伝→ブログランキングや検索ヒット率を高める為にボット を使って大量高速自動クリック→検索対象時のHIT率増加→売り上げ増加→(゚д゚)ウマー
という、なんとも笑えないものである。後発組は絶対に先発組を追い抜けないという点でも理論破綻している上、ボットを使っての大量クリックは一種のDos攻撃 であり、田代砲同様、国内では犯罪行為とも言える。
※田代砲の詳細はここ の「田代祭り」を参照のこと。
皆様も旨い話にはお気をつけ下さい。