今日のラ・ネージュはヴォイストレーニング。
土曜日の貸しのコンサートの為に、舞台を取っ払った状態の空間は広々と感じられ、開始前、床暖房の効き具合を見に行った時、子どもの頃、バレエダンサーだったことがある私は、久しぶりに、気の向くまま、心の向くまま、足を上げたり、回ったり、跳んだりしてみたら、とても気持ちよかった。
身体が伸びて、間接の稼働域が広がったような気がする。
と、同時に、ふと、どうして今まですることが躊躇われたのだろう?とも思った。

大人になる中、知らない間に、制限してしまっていたのだろう。

「1分間で絵を描こう」にしても、「陶芸教室」にしても、「ヴォイストレーニング」にしても、今、ラ・ネージュでやろうとしていることは、全て、手段は違っても、そういう根源的な、気持ちいい状態、自分自身を取り戻す為のあれこれなのだと思う。

そして、そのことがきっと、もうとっくに忘れていたような気になっていたり、諦め切っていたことへの「種火」を再び燃やす、きっかけになるのだと、信じている。

おそらくこの世界での私の役割は、種火を再び燃やす・・ということなのだと思う。