前回は、有機野菜を扱う、オーガニック・スーパーについて
書いてみましたが、
今回はいわゆる『普通のスーパーマーケット』 と
比較してみたいと思います。
オーガニック・スーパーや自然食専門店などは
20年前、10年前に比べて、かなり認知されては
きましたが、
やはり世の中の大多数のお客様は
いわゆる 普通のスーパー や デパート
で買物していると思います。
一口に『スーパー』と言っても、
色々なタイプのお店があります。
扱う商品(有機野菜を少しは扱っているか?全く扱っていないか。)
立地条件、
販売価格帯、
陳列方法、
売り方 (完全なセルフサービスか もしくは
『昔の八百屋さん』のように対面販売で、
その野菜を食べる意味・栄養のことや
農家のこと、料理法なども情報提供)
などで全く変わってきます。
いくら、『有機野菜が美味しい。健康にいい。食べよう。買ってよ。』
と言っても、
お客様それぞれで、買物をする目的、商品を選ぶ基準が違います。
『値段』
『味』
『新鮮さ』
『お店の雰囲気』
『品揃え』
『家や職場から近いかどうか(行きやすいか)』
『接客態度』
(納得させる説明をしてくれるか、笑顔で対応しているか、
昔ながらのお店なら『威勢のいい、八百屋のおじさん』であるかどうか)
…………
など様々あり、野菜を買ってもらおう!と思ったら、
そのお店に『お客様から見た魅力』、『売る側からの売る工夫』が
必要だと思います。
そこで、私が良く行く『八百屋』を例にします。
JRの駅ビル(JR+地下鉄の駅直結のデパート)
のテナントとして入っているお店です。
年商は7億ほどで、八百屋としてはかなり売れているお店です。
仕入れはほとんど、大田市場からで、プラスして地場の農家からも買っています。
周辺は住宅地で、半径1~2kmのライバル店は小~中堅スーパーが2軒あります。
(大手スーパーやデパートは今のところありません。)
お客様は50歳~60歳代の主婦の方が多く(もちろん時間帯にもよりますが)
大量陳列・多品種販売
(『こんな果物、他には売ってないわ。いまどき珍しいわねえ。』byお客様)、
元気な声でお客様に声かけ、
夕方のタイムセールには一気に値段を下げて売り、売上を稼ぐ。
など 『やっちゃば』の魅力を最大限に生かしているお店です。
このお店では、お客様は
『安心』『安全』などを主に求めるのではなく
『あの野菜(大根、じゃがいもなど必須のもの)どこにあるの?』
『これ食べごろ?』
『これどこか悪くなってるんじゃないの?』
『お兄さん、もっと安くしてよお。』
と、基本的な情報が求められたり、
さらにプラスして、冗談を店員さんとお互い言い合ったり、
『これはこう料理したらいいよ。』と逆に、お客さんの方から店員に
料理のことを伝えたりということもあり、
相互のコミュニケーションが重視される傾向にあります。
いわゆるこういったものは、『売り方の基本』と呼べるものだったり、
『対面販売の良さ』と言えるものだったりします。
対して、マザーズの良さは
①厳選された品揃え。POPなどで商品のよさ、こだわり、安全性などを
アピール。
②静かに買物ができる。(若い主婦の方などはこの方がいいかもしれない。
買物をする方が考えて、吟味できる。)
………
ただ、価格の高さや品揃えなどは
一見すると(スーパーのコンセプトを知らない人などは)
どうして? 使いにくい店ね。
などと思ってしまう可能性もあります。
そういったところをどうお客様にアピールしていくか?
(もちろん、店員さんの対応や紙の媒体、他で伝えていますが)
が基本的に求められるところだと思います。
私が、マザーズに入って、店内を見たときは
『お客様はどこまで、商品のことを理解しているだろうか?』
と勝手に不安になってしまいました。
(もちろん、そうでなくてもいいんですが。)
このように、有機野菜を売る店を紹介しながら、自分の考えを
述べてきましたが、
今後も他の自然食品店やネットサイトなどの売り方を
自分なりに研究していきたいと思います。