「言語存在論」 ~ワンネスの時代~
2月29日(土)、朝日カルチャーセンター京都で行われた
「言語存在論」の講演を聴きに行ってきました。
https://book.asahi.com/article/12076714
講師は野間秀樹先生。
このURLに書かれた記事では
内容がほとんど伝わっていないと思いました。
深いので、要約して表現するのは難しいのですが
ことばのうちの
話すことばは音が、
書くことばは光がなかったら、その存在が分からないものだという…
ふむ、なるほどそうだ。なんだかおもしろそうだ…
…で、
しかし解説するのはおこがましいので
聴いたお話と、私の中で結び付いたものがあったので
それを書きます。
私は「ことば習慣見直しコンサルティング」をしているのですが、
そこでいちばん言いたいのは
「内なることばと外に向かうことばにずれがある人は
その修正をしたほうが、人生うまくいくよ」ということ。
野間先生は
「書きことばと話しことばはそもそも違うよ」と。
これは私のアプローチとは少々ずれますが、
合致した部分は
「日本人は日本の人じゃない」
なんじゃこりゃ? ですが、
日本人とか〇〇人というくくりは、人間の都合であとから付けたもの。
日本人と言われている人だって
全員、同じ言語(日本語と言われている言語?)を話していることもなく
DNA検査をしたって、先祖にはいろんな血が混ざっているのである。
「日本人」というのは簡単で
書類があれば日本人認定!だが、
実際の日本という国に存在しているのはいろんな人であり…。
日本書紀だって漢文だ。
(常識は間違ってるぞ! みたいなノリだ)
単一民族なんてとうていあり得ないし
〇〇人とくくってしまっても、実はウソだということ。
そう考えだすと
もう~世の中、ウソだらけ。
人の都合でこれはこれ、みたいに決めているだけであって
本来はそのネーミングと合致しない、
なんてことが世の中にごろごろあるじゃないか、となります。
ことばの話もスピリチュアルと通じますが
ウソがすぐバレる時代です。
だからこのことばとの違和感に心がざわざわしてきた人が増えてきていて
この内面と外面の不一致が、いろんな不都合を生み出していることに
どんどん気づいているのでしょうね。
もうこれからはこういった人が増えていくだけです。
これによって、生きるうえでバランスが取れなくなってしまう人が
体調不良になったり、
やっているビジネスに自信をもてなくなったりしているんだと感じます。
だから、いま、内面を正しく外に出そう!
ずれを修正しよう!
この原理を応用させると
外からのことばの習慣を見直していくことで
内面を正しく表現できるようになっていけば
内と外のずれがなくなって
背骨もまっすぐに伸びて、地面からのエネルギーをまっすぐ天に向けて
伸ばせますね。
人生、思ったとおりに、うまくいきますよ。
口で「頑張ります」って言って
じゃあ何をすることが頑張ることなのか。
心の中で何を思い、頑張るという言葉に変えてしまっているのか…。
外面と内面が見事に違う現象が起きているのと
先生のお話が合致しました。
だから講演会が終わったあと、
野間先生に、
こんなタイムリーな内容はないよう(笑)
もっと世に出すべきです、と何度も申してさしあげました(笑)。
すると野間先生は
「今こそビジネス書に進出か」「ベストセラー作家の誕生だ」
「家が3軒ぐらい建つぞ」
など笑いながらおっしゃっていましたが、
私はあながち、リライトしてビジネス書にしたら
あり得る話じゃないかなあとぐらい真面目に思っています。
そのぐらい社会に伝えたいタイムリーな内容。
まさに「統合の時代」!
ことばで区切っていることって、すべて根底ではつながっていて本当は1つ。
それがどんどん暴かれて明らかになるから
まさにアセンションに向けた「統合の時代」、ワンネスだな、と。
野間先生は
ことばにそもそも意味なんてなかった
あとで意味がついた、と。
出来事もすべて中立でやってきて
あとから良い、悪いを自分がつけているのと同じ原理だ。
本当はひとつ。
あとでことばによって意味づけをしたり、
区分けをしたりしたにすぎないのだ。
新型コロナウイルスだって中国で発生したから中国の問題だ、とは
できないように
本当は国みたいな区切りなんてないことを
証明させようとして発生しているようにも感じる。
だから地球規模で広がっている。
ことばもしっかり見極めよう。
ますますそう思いました。