昨日のCITの試験を受けて思い出した事があります。
以前にも書いたと思いますが私は海外関係を担当しておりましたので海外出張にも数多く出かけました。
もうレガシーなプロトコルになったX.25ですが、これを衛星通信を使用して行うプロジェクトが南米のブラジルでありました。地上回線と違い衛星通信は遅延という問題があり細かい部分は実際のX.25を改良したものでした。
またX.25のアドレス体系にX.121というRecommendationがありますが、この勧告を巡って客先の考えと一致しない事が判明しました。簡単に言うと勧告の内容と客先が考えているアドレス体系が異なっておりました。
日本に連絡を取るのにも時差が半日ある上に現在のようにモバイル通信が発達していない時でした。結局は自分自身であれこれ検証して、どうにかこうにか客先の了解を頂きました。
何が言いたいのかといいますと窮地に追い込まれた時、頼りになるのは自分だけという事です。普通に勧告に従ってくれる客先であれば良いのですが殆どの客先は、わがままです。客先なんてわがままが普通です。そんな時でも冷静になってあらゆる可能性を引っ張り出せるのが真の技術者だという事です。
昨日のCITを受験してふと思いだした昔の出来事でした。