高齢者の医療制度は無駄か | CONCERTO大人の自習室®️~シンデレラの時間割®~ 

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おうち時間研究家のコンチェルトみほです。
ブログ1本で会社にしました。
シンデレラの時間割®で家事を通して時間管理術が身につく方法を伝えています。

誤解を恐れずに言うと

今、この考えが頭に棲みついている。


高齢者は高額医療ではなく、自宅でおだやかに最期をむかえる方向のほうがよいのではないか?


と。

もちろん日本の医療制度、医学には心から感謝している。

病院にも、だ。


母が亡くなった日。

あの日の朝、


「人工透析ができませんでした」

という電話。


いや、

その前にも何度か、延命治療について意思確認が家族にあった時。


断っていたが、

それは心臓マッサージや、人工呼吸器、胃瘻、などだ。


そもそも

母は、人工透析自体が、延命治療である。

また

連日の輸血も(これは本人の意思)行っており


血圧をあげる薬も投与して、命を延ばしていたのだ。

これも延命治療だろう。


そうなると、その治療はやらないでください

とか

その治療はお願いします、という線引きは

本人や家族の判断になるのだろう。


私たちは、透析さえできれば

とか

透析ができない🟰死

と認識している。


あの日、病院側に退院させようと

「透析はもう(できなくても)しなくてよい」

と決めて覚悟を決めた瞬間であった。

※実際は、透析する方向で話をまとめた


そのあと、

母に「退院するよ、迎えにくるからね!」と

私たちは、みんながはしゃいで

楽しい気分で泊まる日や世話をする日を

手書きのメモで、ワイワイ相談した。


わたしも、講座申し込んだから世話が胸を張ってできるからね!なんて自慢した。


誰が泊まる、

明日はどうする、

時間を区切ろう

お金はある(笑笑)なんて言いながら

たいして仲良くもないのに(笑)

未来に向けて、明るい気持ちで

「とにかく、まずは私たちがしっかり食べておこう!」と

平らげて、

元気に解散したのだ。


まさか解散した、その1時間後に急変して

全員で、集まることになるとは

思わなかった。


高齢者の場合、

最高の医療を受け命をとりとめた感謝は

感謝を超えることはなく


もう治療はしない。

自分たちでみよう

家に戻ろう、と決めた瞬間のほうが

私たちは、喜びに満ち溢れていた。