2年以上かな。
母が車を手放したタイミングで
着物を縫う会、というサークル(母が代表)の
送迎をしてあげるね、が
きっかけで
泊まるようになったのだ。
結果として、
私の、昔、忘れていた「役割」が復活したのだろう。
ただ、違うのは
昔、子供だったわたしは
大人になっていた、という点だ。
母は、わたしが泊まる日を本当に楽しみにしていて
「なんか、昔からの友達、親友と
女子会してるみたい!お泊まり会だね!」
と
はしゃいでいた。
わたしはたくさんの
「母が知らない世界の遊び方の体験を贈ろう」と
一緒に遊び、食べ、歩いた。
まあ掃除もしたし、これも楽しかった。
ただ、
やはり悲しい気持ちは、いつも私の心のすみっこにあった。