バイオリンの音色が変わった息子 | CONCERTO大人の自習室®️~シンデレラの時間割®~ 

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おうち時間研究家のコンチェルトみほです。
ブログ1本で会社にしました。
シンデレラの時間割®で家事を通して時間管理術が身につく方法を伝えています。

そういえば・・・・

ツイッターやフェイスブックで、久しぶりにバイオリンの音色で息子のコンディションが

手に取るようにつたわってきた、という投稿をしましたが。

 

変わったんですよね。

大きくなった。一言でいうと、これ。

 

バイオリンという楽器は、毎日弾いていないと楽器が眠ってしまうのです。

弾かない期間がながいほど、目覚めるまでに半年とか1年かかります。

長男の楽器は、もともと先生が「おいしい水」のような楽器です。

と表現された音色です。

ただ、弾く人によって、変化しますが基本の音色は「水」です。

ちなみに、次男が選んだバイオリンは「芳醇なワイン」のような音色と言われました。

 

さて、話を戻しましょう。

久しぶりに、本気で練習をはじめたので

楽器は眠ったままです。響き方を楽器が忘れている状態かな。

 

どうやるのでしょう?

音階です。

ゆっくり。すみずみまで弓でこすった音が、楽器の中のすみずみまで満タンになるように

響かせながらです。

使う弦によって、響く(届く)場所の強さが違いますから

全てのふさわしい音階で、ならせていきます。

 

ま、地下スタジオで弾いていてわたしは1階のリビングにいたので

漏れる音からの推察ですが。

 

いろいろ曲を選んでいる(探している)うちに

鳴りだしました。

その音色は、大きく、広く、太い音でした。

眠った楽器であることを、忘れてしまうほどです。

6度の和音をすべらしながら響かせたり、

隣り合う、ぶつかる和音を鳴らせること。

 

先ほどストリートピアノの記事で書きましたが、どこまで届くのか?

つまり

物理的に、別の部屋に音が届くという状態の先。

音が伸びる。

そう、これです。

たぶん、暗譜はしたままで頭に入っているけれど、体の動きが(反射)鈍い、という状態。

それでも、

音の伸びが、大変すばらしく朗々と聞こえていました。

 

心身が充実していることが音色からわかりました。

 

これほど、安心することはないです。

ことばや、態度以上に、音色は心に近いと私は考えています。

 

昔、365日欠かさずたった20分の自宅練習をしたことで

その日の感情心の様子が手に取るようにわかったのです。

こどもですからね。

 

そして、不思議なのですが最初乱れていても、20分経過すると

さざなみが、おさまるように落ち着いた、健康な音色になるのです。

 

晴れ晴れとした表情を見せてくれましたっけ。

 

今日も、そう。

リビングに、満足そうな表情できました

 

「良い音色だっだね。伸びの良い音だね」

と感想を伝えました。

 

返事はないけれど、口笛ふきながら楽し気。

 

お茶の時間になりました。

 

じわじわと自分の中からしあわせがにじんでくるような時間。

なんか、

おめでとう、って言っちゃった。