アレンジについて@どこまで届くか歩いてみる | CONCERTO大人の自習室®️~シンデレラの時間割®~ 

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おうち時間研究家のコンチェルトみほです。
ブログ1本で会社にしました。
シンデレラの時間割®で家事を通して時間管理術が身につく方法を伝えています。

これは、アレンジからは少し離れた意見かもしれません。

昔も、会場に到着したら弾く前に、歩きました。

いえ・・もう少し言いますと

会場に入るずっと前から、耳を澄ませて歩いていきました。

 

開店前の時もあるし、人がたくさんいるときもあります。

耳を澄ませて、きょろきょろしながら歩きまして

会場入り。

そして楽器のゾーンにいきます。

展示場などは弾く舞台があるときでも、まわりの楽器を弾く場合もあるので

つねに全体を歩き回って床の状態や、ヒトの流れをみました。

 

誰かが弾いているときもあれば調律の音が響くときもあります。

 

無人の時は、軽く全部を流します。

 

この時に、注意するのは、ペダルです。

残響。

これが印象を左右します。

これは音楽をやっている人間なら本能的判断できるのですが

それはあくまで、自分以外の演奏のときに判断できるということです。

 

多くは、自分が演奏しているときは必死だったり、ついのめりこんだりしますので

ペダルより、ミスタッチにきもちがいくものです。

 

ですからなおさら、会場の響きに注意しました。

 

もう、いまは人前でバッハを弾くほど清潔な演奏はできませんが

当時は、響きの確認で、最初に弾く曲はバッハにしていました。

フランス組曲かイタリア協奏曲です。

減衰の加減を確認できます。

 

ああ、つい脱線しましたが会場の話ですね。

会場の分かりやすい判断は床材、天井材、です。

絨毯のところはよくないですね。会場としては、マダムたちの靴の音が響かないので

上等なものですが演奏となると

また、難しいものなのです。

 

そんなことを考えながら、自分が弾く前に、歩き回ります。

ある程度、慣れてくると、歩いた感触や、湿度、温度、人の多さ、で

ペダルの加減がなんとなく判断できるようになります。

 

残響って、難しいのですよ。

 

下にわたしの演奏プロフィール書きました。