小学校6年生で、生活の土台はほぼ完成するんじゃないか?と
思っています。
これは、息子たちのバイオリンでも感じたことです。
日々欠かさず20分。
365日です。
たった20分です。
修学旅行や、病気で楽器に触れないときも、想定した
「楽器を使わない練習」という方法を、
息子たちに教えたことは
大きな収穫でした。
バイオリンに触れなくても、「練習する20分」
究極、楽譜が無くてもできるのです。
どんな時も、例外なく1週間で、1曲を仕上げていく
暗譜まで、です。
ということを、つたえました。
これこそが、時間管理。
制限のある中で、しあげる、まとめるちから、配分するチカラ
を日常で、みにつけていく。
これは、日々のわたしの修正でもありました。
こどもって、日によってコンディション、体調やご機嫌がかわります。
起きてきた表情、食事の進み具合、手足のうごき、
いろいろな面で、見ていると、わかります。
そして、楽器の場合
すらすらとできる部分と、
思ったより、「やりにくそうな部分」が、やらせてみると鮮明になるのです
その「やりにくい部分」を
どこが、「やりにくいのか」という分析をわかるまでします。
幼いころは、私が。
次第に、本人が、「ここは、やりにくい」「弾きにくい」
と
まず、「ここ」という部分を、原因ですね。
これを見つけ出すのです。
そして、それはいったいどうやったら習得できるのか?
を考え、実践していくのです。
そして、難所ばかりに「心を奪われない事」も重要だということを
示すために
難所のクリアについても、時間制限をもうけ、つねに見通し、見積もって、「課題の修正」をしていくようにしました。
もちろん、20分内です。
この20分は音階からはじまりますから
難所だからといって、しつこくそればかりをできないのです。
そして、わすててはいけないのは
かならず1週間、というスパンで仕上げていく
というリズムを譲らないこと。
日々の修正は、何のためか?というと
1週間のためであります。
1週間20分×7日。
実際は、先生のレッスンがあるので6日間です。
これを割り振りですね。
わたしの方法は、6かのうちの、1日は「帳尻を合わせる日」という風に
空白、にします。
これは大変有効で、
体調不良などで、楽器に触れない日があった場合や
積み残し、確認、など
まあ、フリープランの日が「ある」ということで
本人も、私も、日々の20分に集中し、時間で切り上げることができたのです。
ですから、7日目は、先生のレッスン日であり、新しい曲をもらう日でもるので
0日目というカウントでもあります。
そして、0日目に次の新しい曲をもらったとき、
楽譜の割り振りをします。
5日で、いったん仕上げる、
6日目に確認、
7日目が先生のレッスン。
という計画です。
これが私の言う
シンデレラの音楽講座です。
この方法の積み重ねを3歳の頃からやっていると
もう5年生、6年生で頭の中のトレーニングができあがっていたのです。
5年生で、現代曲のコンチエルトまで
譜読みも、仕上げも、できます。
日々の20分の積み重ねです。
積み重ねる。
続ける。