暗譜についての考えは先ほどの記事のとおり。
料理を本をめくりながら、広げながら作るのと
あたまにいれて、それをつくる。再現。
頭に入っているのか?が最も重要です。
目からの指令、あたまの中からの指令の違い。
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暗譜といっても、レベルがあるのです。
どういうことかといいますと
いつも、最初からじゃないと弾けない。
つまり、よーいどん、で弾き始めて最後まで、暗譜で弾ける
けれど
途中で先生がとめて、じゃあ今のところから。
といわれると
戸惑う。という状態です。
たとえばこれは掛け算の九九を想像するとわかるでしょうか。
6の段を、6×1・6×2・・・という具合に順番なら暗唱できる
けれど
いきなり、6×7は?と聞かれたとき
6×1・・6×2・・・と順番に唱えて、7までいかないと答えがでないという暗唱。
楽譜もそうです。
どこからでも、自由自在に弾けることが
暗譜の仕上げレベルです。
そうです。暗譜は自分の未来のレパートリーになります。
「何か弾いて」とリクエストされて
「楽譜持ってないから、いまは弾けない」
という事態は、残念ですよね。
楽譜が無くても、合格した曲をいつでも自由自在に
とりだせる、近道が「暗譜」です。
苦手意識がある人も、暗譜する癖をつけるといいです。
そしてその暗譜も、レベルがある、という点をあたまのすみにおいてください。
次に、具多的な暗譜の仕方について記事にします。