今回は、「男らしさ」について、私が思っていることを話したいと思います。
今時、「男らしい」とか「女らしい」とか言うと、前時代的というか、男女差別的というか、なんとなく否定的な感じがすると思います。ですが、男性・女性と、性別がある以上、互いに「男らしい」「女らしい」と感じる部分があるとも思うのです。
そして、男性から見た「男らしさ」と女性から見た「男らしさ」には、違いがあるようにも感じられます。当然、「女らしさ」も同じだと思います。
旦那から話を聞く限り、男性が思う「男らしさ」とは、おそらく「強さ」なのではないかと思います。それは肉体的な強さであり、また精神的な強さです。
そして、男性が考える「強さ」は相対的なもので、「何かと比較して自分は強い」ということを誇りたがる傾向にあるように思うのです。
この辺は「男の子はプライドで生きている生き物だから、自分が優れていると周囲に思って欲しがっている人は多い」と旦那が言っているので、たぶんあっていると思います。
ですが、私が思っている、女性が求める「男らしさ」って、「頼りがい」なんですよね。別に強くなくていいんです。
自分が困ったとき、助けてほしいとき、ちゃんとヘルプしてくれる人がいいんです。辛いとき、苦しいとき、甘えさせてくれる人がいいんです。
「包容力」と言ってもいいかもしれません。
強さを誇る人は、弱い人の気持ちがわからないことが多いです。
こちらの心が折れていても、頑張ることを求めてきたりします。
でも、励ましより、ただ寄り添ってほしいだけの時もあるんです。そこを分かってくれる人がいいんです。
確かに、お付き合いするだけなら、強い人でも問題ないかもしれませんが、人生を共にするパートナーとしてみた場合、強すぎる相手は逆に苦痛になるような気がするのです。
例えば、意見が対立したとき、「強さ」を誇る男性は自分をまげて折れてくれるでしょうか。
意見が合わないだけならまだいいですが、男性が意見を通すために、その自慢の「力」が、自分に向けられ行使されるかもしれないと考えると、女性としては恐怖でしかないのです。
実際に暴力をふるうかどうかは関係ありません。
その可能性があるだけで怖いのです。
なので、女性によく思われたい、カッコイイところを見せたい、と男性が思うのでしたら、攻撃的な強さを見せることは逆効果だと思うのです。
むしろ、感情をコントロールして不必要な力の行使を避ける、自制心の強さを見せてほしいと思うのです。
そういう男性は、精神的に余裕があるように見えるので、「頼れる」印象を受けますね。
次回は「女らしさ」について話そうと思います。
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