Ⅰサムエル記 9章
1~2節 キシュの息子サウル
サウルは裕福な家に生まれ、背が高く美男子だった
→ 人間的には優れていた
3~10節 雌ろばを捜しに行く
雌ろばがいなくなる
→ 神様の摂理
しもべと一緒に雌ろばを捜したが見つからなかった
→ 人間的な能力があっても、小さな問題も解決することが出来ない
※ツフの地のラマにサムエルは住んでいた
(Ⅰサムエル記1:1、7:17)
サウルはギブアに住んでいた
(Ⅰサムエル10:26)
ラマとギブアは近い
しもべはサムエルのことを知っていたが、サウルは知らなかった
→ サウルは神様のことに無関心だった
※しもべはサムエルのことをよく知っていた。
①神の人
②敬われている人
③この人の言うことはみな実現する
※しもべは贈り物(1/4シェケルの銀)を持っていたが、サウルは何も持っていなかった。
サウルは1/4シェケルの銀が預言者への報酬として少ないとは思わなかった。
→ サウルは神の人のことを低く評価している
※霊的にはサウルよりしもべの方が優れている
11~21節 サウルがサムエルと出会う
神様はサウルに油を注ぐようにサムエルに告げる
→ 神様は民が受け入れるであろう人を王として任命した
※さばきつかさは神様に任命されて民をさばいたが、民はその方法や人物を拒んだので、
民が受け入れるであろう背が高くて美男子のサウルを選んだ。
人は容貌や、背の高さを見る。
(Ⅰサムエル16:7)
サムエルはサウルに雌ろば見つかっていることを告げる
→ 信仰のないサウルに神様が全知であることを教えた
※どんな小さな問題も神様によって解決できる
サウルが王になることを告げる。
サウルは謙遜さを示したが、真実の謙遜ではなくて臆病から出たものであることが、後に明らかになる。
22~27節 サウルを宴会の上座に着かせる
サウルのために料理が取っておかれたことによって、王に任命していることを知らせた。
※高き所でいけにえをささげるのは神様のみこころではないが、シロが見捨てられたので黙認された。
高き所は異邦の民が行っていた偶像礼拝のやり方。
今日、キリスト教の教会堂で行われている方法は神様のみこころではない。
正しい集まりは、
「 ふたりでも三人でも、わたしの名において集まる所には、わたしもその中にいるからです。」
(マタイ18:20)