使徒の働き 21章


1~9節 ミレトからカイザリヤまで移動

ツロで7日間滞在する。

ツロで滞在中に弟子たちがパウロにエルサレムに上らないように忠告する。
→ 御霊が弟子たちにパウロがエルサレムで迫害されることを示した。

カイザリヤで伝道者ピリポの家で滞在する


10~14節 アガボの預言

パウロがピリポの家に滞在中にアガボという預言者がユダヤから下って来た。

※アガボは以前世界中に大ききんが起こることを預言した人(使徒11:28)

アガボはパウロがエルサレムで捕らえられることを預言した

ピリポには預言する4人の娘がいたが、神様はパウロへの預言を告げるためにアガボを用いた。
→ 姉妹が兄弟に勧めをすることは聖書に反している。


パウロの同行者(ルカもいた)や他の信者もパウロにエルサレムに行かないように頼んだが、パウロは拒んだ。
→ パウロがエルサレムへ行くことは神様のみこころ(使徒27:24)


※神様は信者の信仰を試される

ナオミはルツにモアブに帰るように言った
(ルツ記1:11、15)

エリヤはエリシャに帰るように言った
(Ⅱ列王2:2、4、6)


15~26節 エルサレムに到着し、ヤコブと長老たちへ伝道の報告をする

ユダヤ人キリスト者の中でパウロがモーセにそむく教えをしていると誤解されていたので、誤解を解くように勧めをした。

※パウロはユダヤ人に割礼を受けないようにとは教えていない。
異邦人信者が救われるために割礼は必要ないと教えた。

パウロは福音のためにユダヤ人にはユダヤ人のように振る舞った
(Ⅰコリント9:21)


27~30節 宮の騒動とパウロの迫害

パウロが宮に行かなければ騒動にならなかったが、そのことをパウロを嘆いていない。
このことがきっかけとなり、ローマに行くこととなる
→ 神様の計画


31~36節 千人隊長がパウロを兵営に連れて行く

パウロは殺されそうになるが、千人隊長によって救われる。


37~40節 パウロが身分を説明する

千人隊長に対して、タルソ出身のユダヤ人であることをギリシャ語で説明する。

階段の上から、へブル語で民衆に語りかける。
→ パウロは様々な機会を通して(時が良くても悪くても)福音を語った。