使徒の働き 16章

1~5節 ルステラ

ルステラは、以前迫害された町

ルステラにいたテモテを伴う
→ テモテは、第1回伝道旅行の時に救われた。

第1回伝道旅行でマルコを失ったが、テモテを得た。

※Ⅱテモテ4:11で、マルコも回復したことがわかる

パウロのテモテに対する思い
・私の真実なるテモテ(Ⅰテモテ1:2)
・わが愛するテモテ(Ⅱテモテ1:2)
・テモテのような心で・・・(ピリピ2:19)

テモテはパウロと一緒に働いた
(Ⅱテモテ3:10~11)

テモテはギリシャ人を父としていた
母親がユダヤ人だったので、ユダヤ人につまづきを与えないようにテモテに割礼をした。

※ギリシャ人のテトスには割礼をしなかった(ガラテヤ2:1~4)

「ユダヤ人にはユダヤ人のようになりました。それはユダヤ人を獲得するためです。・・・」
(Ⅰコリント9:20)


6~12節 ピリピに渡る

アジヤ伝道を聖霊によって禁じられる

※この時は、アジアでみことばを語ることを禁止されたが、のちにエペソ(アジア)で3年間伝道した。

フルギヤ・ガラテヤ地方を通る
ビテニヤに行こうとしたが、イエスの御霊(聖霊)が禁じる
トロアスでパウロがマケドニヤ人が懇願する幻を見た           
→ ルデヤたちの祈りがあった(13節)

祈りに答えられる神
・ルカ1章で、ザカリヤとエリサベツは祈っていた。
・使徒8章で、エチオピアの宦官はエルサレムへ礼拝の帰りに聖書を読んでいた。        
・使徒10章で、コルネリオも祈っていた。ペテロが夢で示された。        


13~15節 ルデヤと家族が救われる

ルデヤは救われて、パウロたちを家に招く
→ 旅人をもてなす。         

「聖徒の入用に協力し、旅人をもてなしなさい。」
(ローマ12:13)
(Ⅰテモテ5:10、テトス1:8)

「旅人をもてなすことを忘れてはいけません。」
(ヘブル13章)

アブラハムが神様をもてなす
(創世記18章)


16~18節 悪霊とかかわりを持たない   

占いの霊につかれた女は嘘を言ったわけでは無いが、
福音伝道はクリスチャンに委ねられている。


19~24節 投獄される

正しいことを行ったために、牢獄へ入れられた   


25節 つぶやかないで賛美した。   

ほかの囚人たちが聞き入った
看守は眠ってしまった(27節)


「すべてのことを、つぶやかず、疑わずに行ないなさい。」
(ピリピ2:14) 


27節 看守は自殺しようとした。囚人たちは逃げ出さなかった。   

31~32節 看守が救われる

福音を簡潔に伝えた。   
→ 福音はダラダラ語らない。 

※福音を語る前に証しがあった
牢獄で賛美した。
奇跡(地震と牢のとびらがあいた)


33節 バプテスマはすぐに行われた。    

使徒の働きでは救われたら、すぐにバプテスマが行われている。
※エチオピアの宦官、コルネリオなど。

※初歩的な学びをしてからバプテスマをするのは聖書的ではない。


パウロとシラスは囚人なので外を出歩くことが出来ない。
従って、バプテスマは看守の家で行なわれた。


35~39節 名誉の回復    

パウロとシラスを投獄することによって、悪魔が勝利したかのように見えるが、
投獄によって、看守とその家族が救われた。


40節 ルデヤの家へ行ってから出発する

ルデヤの家でピリピの兄弟たちに会ってから出発した。

ピリピの集会はルデヤの家から始まった。
※看守はピリピの集会に加えられた。