使徒の働き 15章

1~21節 割礼の問題をエルサレムで話し合う

エルサレムからアンテオケに来たユダヤ人が異邦人にも割礼を受けるように教えた。
パウロやバルナバと激しい対立になったので、エルサレムに行くことになった。

※この問題は、アンテオケの教会とエルサレムの教会の問題で、諸教会全体の問題ではない。

割礼派の信者は、福音を正しく理解していない。

※十字架によって罪が完全にきよめられたことを信じるだけで救われる。
今日も、正しく福音を理解していないために、良い行いがないと天国に入れないと教える信者がいる。

ガラテヤ書によれば、パウロは啓示によってエルサレムに行った(ガラテヤ2:1~2)
テトスも連れて行った。

ペテロはコルネリオの救いについて語った(7~11)
神様は異邦人を差別しなかった(9)
律法を守らせようとすることは、神様を試みること(10)

パウロとバルナバの話し(12)
伝道旅行で神様のしるしと不思議なわざを話した。

ヤコブの話し(13~21)
神様の計画について話すことによって、儀式が過去のものになった。

私(ヤコブ)の判断では(19)
※神様の啓示を求めるのではなく、みことばから判断した。

Ⅰコリントの判断(1:10、10:15、11:13)

ユダヤ人をつまづかせないために、偶像に供えた物、、不品行、絞め殺した物、血を避けるように。


22~29節 ユダとシラスをアンテオケへ送り出す

エルサレムの教会の話し合いの結果を手紙にする


30~35節 エルサレムからの手紙がアンテオケの教会で読まれて喜んだ

ユダ、シラスがみことばによって励ました。
パウロ、バルナバ、ほかの多くの人々とともに主のみことばを教えた。


36~41節 第二回伝道旅行へ出発する

マルコのことで、パウロとバルナバが激しい反目となる。
パウロは伝道旅行の途中でマルコが離れたことで反対した。

※マルコは悔い改めて、マルコの福音書などを書くことになる。

後に、パウロはマルコの悔い改めを認めて
「マルコは私の務めのために役に立つ」
(Ⅱテモテ4:11)
と書いている。

バルナバはマルコを連れてキプロスへ行った。

※キプロスはマルコが離れた場所
「あなたは、どこから落ちたかを思い出し、悔い改めて、初めの行いをしなさい。」
(黙示録2:5)

アブラハムもエジプトに下って失敗した後に、最初に祭壇を築いたべテルに戻った。
(創世記13:3~4)


パウロはシラスと伝道旅行へ行く