使徒の働き 9章


1~9節 サウロ(パウロ)の救い

サウロはダマスコの信者を捕らえるためにダマスコへ行く
イエス様がサウロに直接現れる。

「サウロ、サウロ、なぜわたしを迫害するのか。」
→ 神の教会を迫害することはイエス様を迫害することである。

「私は使徒の中では最も小さい者であり、神の教会を迫害したのですから、
使徒と呼ばれるに値しない者です。」
(Ⅰコリント15:9)


※サウロは良心に咎め感じながら教会を迫害していた
「・・・とげのついた棒をけるのは、あなたにとって痛いことだ。」
(使徒26:14)

ステパノの殉教の死が影響していると思われる。(使徒22:20)


※「神の教会」は地域教会のこと。
普遍的教会は天にあるので、迫害されることはありません。


教会は、信者の群れのことで建物ではない。
パウロは教会堂を壊したわけではありません。

※「サウロ、サウロ、・・・・」
名前を二度呼ばれた人は、聖書に7人です。

サウロは三日間、断食し祈っていた。


10~16節 アナニヤへの黙示

イエス様がアナニヤへ幻で現れ、サウロのもとに行くように命じられた。

※アナニヤは律法に従う敬虔な人で、ユダヤ人に評判が良かった(使徒22:12)

イエス様がアナニヤにサウロの使命について教えられる
→ サウロは異邦人への選びの器


17~18節 サウロのバプテスマ

アナニヤがサウロにバプテスマを授ける。

※サウロはバプテスマをためらっていた(使徒22:16)
聖書では、救われてからバプテスマまで3日間かかったのはパウロだけ
他の人たちは、救われてすぐにバプテスマを受けている。


19~25節 ダマスコの信者との交わり

サウロはダマスコの信者と交わりながら、熱心に伝道した。
サウロを殺す陰謀を知って、ダマスコから逃げ出しエルサレムへ向かう。


26~30節 エルサレムの信者との交わり

サウロはエルサレムの教会にすぐに受け入れてもらえなかった。
バルナバが証人となってくれたので、教会に受け入れてもらえた。

※教会に受け入れてもらうには、紹介状(ローマ16:1)か証人が必要

受け入れはそれぞれの教会の判断。
地域教会は独立している(黙示録2~3章)

サウロが熱心に伝道した結果、殺害されそうになった。
サウロはタルソへ行く。


31節 教会の発展

教会がユダヤ、ガリラヤ、サマリヤへ広がっていく。


32~35節 アイネヤの癒し

ペテロがルダに行き、8年間中風のアイネヤを癒す。
その結果、多くの人が主に立ち返った。


36~42節 タビタのよみがえり

ペテロが病気で亡くなったタビタをよみがえらせる。
ヤッファ(ヨッパ)で多くの人々が主を信じた。


43節 ペテロのヤッファ(ヨッパ)滞在

ペテロは長い期間、シモンのところに滞在した。