創世記26章

1~5節 イサクがゲラルへ下る

アブラハムと同じ失敗をする

※アブラハムの間違った行動が、次の世代に影響を与えた。

ナオミとエリメレクにも影響を与えた。


クリスチャンへの警告
①エジプトに下ってはならない
 → 世に帰ってはならない

②神様の示す地にいなさい
 → キリストに留まりなさい

③この地に旅しなさい
 → 天に旅する者


※ゲラルはエジプトほど遠くは無いが、世の影響が強く危険な土地

ペリシテ人の土地(ゲラル)に留まる
→ 神様が譲歩された。

※服從しないと失敗する

モーセが責任を一人で負えないと言ったので、70人の長老が与えられた(民数記11:16)
→ イエス様を死刑にしたのは、サンヘドリン(70人議会)


12人がカナンの地の偵察に行った結果、先住民を恐れた(申命記1:19)



イサクへの約束
①神がともにいる
②カナンの国を与える
③多くの子孫を与える


6~11節 リベカを妹と偽る

人を恐れてウソをついた 
→ アブラハムと同じ失敗

ゲラルに下ったために、罪を犯した
※ゲラルに行かなければ、失敗も無い


※ペテロは世の人とともにいたから「主を知らない。」と失敗した。


12~16節 種を蒔き百倍の収穫を得た

祝福はあったが、神様の臨在は無く、争いがあった。
→ 結果があっても、正しい状態とは言えない


アブラハムはエジプトで富を増したが、エジプトで礼拝することは無かった。
エジプトで得た女奴隷ハガルからイシマエルが生まれて、イサクの敵となった。
→ 世で得たものが、信仰の妨げとなる。


エステル記で敵(ハマン)に勝利したが、エステル記に神様は登場しない。


17~22節 井戸を掘る

2つの井戸はゲラルの羊飼いに奪われる
3番目の井戸は自分のものになった


イサクが井戸を掘る 
→ みことばを自分のものとする

※アブラハムが掘った井戸は、敵によって埋められた。
イサクも井戸を掘らなければならない。

キリスト者はそれぞれ聖書から霊の糧を得なければならない。


23~25節 イサクの回復

ベエル・シェバに「上った」 
→ まことの祝福はベエル・シェバにある

神様の顕現と祝福
祭壇を築く → アブラハムの回復と同じ(創13:4、21:33)

天幕を張り、井戸を掘った
→ 天幕に住むことは、寄留者(旅人)であることの宣言


26~33節 アビメレクがやってくる

信仰が回復した時に世の人が神様の臨在を認めた
井戸から水が出たのは和解の後
井戸は天幕を建てた時に掘り始めた。


34~35節 エサウが二人の妻をめとる

エサウは肉の人なのでカナン人の女と結婚した。