創世記5章

1~32節 アダムからノアまでの家系

セツの子孫は年齢が記されている
→ 神様は信仰の人を喜ばれるので年齢も覚えておられる。

カインの子孫には年齢が記されていない。
→ 神様に無関心で信仰を持つことなく亡くなった人は名前も忘れられる。

ルカ16章でラザロはアブラハムのふところで慰めを受けたが、金持ちはハデスで苦しんでいた。(金持ちとしか書かれていない)
二度と名前を呼ばれることもないので、名前は必要ない。

※ゲヘナに投げ込まれた人々のことを神様は完全に忘れられる。


アダムからノアまでは、千年近く生きることが出来た。
→ 神様は救いを受けることが出来るように十分な時間を与えたが、結局、時間が与えられても悔い改めることなく、かえって堕落している。

→ 聖書は文字どおり受け入れるべきである。アダムは930年生きた。人の命は神様の支配の中にあるので、みこころなら二千年でも、三千年でも生きることが出来る。


当時の人は、アダムやセツから神様のことを聞くことが出来たし、ケルビムが守っていたエデンの園もあったので神様のことを知らなかったとは言えない。
※ノアの洪水後にエデンの園が無くなったので、偶像を作って拝むようになる。


エノクは、当時の人(レメクとその時代)にさばきを預言した。
(ユダ書14節)


アダムからセツへ続く7代目はエノク
→ エノクは死を経験しないで天に引き上げられた。

アダムからカインへ続く7代目はレメク
→ カインの子孫はノアの洪水で滅びる。


エノクとノアは神とともに歩んだ。

エノクは死を経験しなかった
・アダムから6代は「死」で生涯を終えるが、7代目のエノクは死から解放されている。
・創造のみわざも、6日目まで「夕」があるが、7日目に「夕」がない。


エノクの子と孫は洪水の前に生涯を終え、曾孫のノアは洪水から救われる。

エノクは空中再臨で天に引き上げられるクリスチャンのひな型

ノアの洪水によるさばき
※世の終わりには、火でさばかれる
(Ⅱペテロ3:6~7)


ノアの洪水後、地球の環境が変わったので、人は千年近く生きることが出来なくなった。
※恐竜なども、環境の変化によって生きることが出来なくなった。