士師記 6章

1~5節 イスラエルの罪

再び、イスラエル人は偶像礼拝を行うようになった。
神様は7年間ミデヤン人が支配するようにされた。

イスラエル人は洞窟やほら穴に住むようになった。
→ 悔い改めるのではなく、困難を避けようとしただけ

イスラエル人が種を蒔くとミデヤン人たちが襲って来た。
→ 収穫を奪うのではなく、荒らすために襲って来た(5節)

※悪魔は集会(教会)を荒らすために問題を起こす


6~10節 イスラエル人の悔い改め

イスラエル人が「非常に弱くなった」ために神様に叫んだ。

預言者による叱責
→ 非常に弱くなったのは、神様の声に従わなかったことが原因

※集会(教会)も神様の声(聖書)に従わないと、非常に弱くなる


11~24節 ギデオンの選び

主の使いがギデオンに声をかける
「勇士よ。主があなたといっしょにおられる。」

ギデオンは酒ぶねの中で小麦を打っていた。
→ ミデヤン人から隠れていた弱い人

「勇士よ」
→ 神様は信仰を見ている

小麦を打っていた
→ 食べ物(みことば)を得ようとしていた

ギデオンの返事
ギデオンは出エジプトのことを知っていた

主の命令
「あなたのその力で行け」
→ 必要なのは、その人の能力ではなく信仰

若く、経験が無くても神様のために戦わなければならない

そこで、私は言った。「ああ、神、主よ。ご覧のとおり、私はまだ若くて、どう語っていいかわかりません。」
すると、主は私に仰せられた。「まだ若い、と言うな。わたしがあなたを遣わすどんな所へでも行き、わたしがあなたに命じるすべての事を語れ。」
エレミヤ書1:6〜7

ギデオンはしるしを求めた
→ 信仰はしるしを必要としないが、神様はしるしを与えてくれた


子やぎ、1エパの小麦で作った種なしパンを岩の上にささげた
岩から火が出て焼き尽くした
→ 神様がギデオンを受け入れてくれた

※食料が少ない中で1エパ(23リットル)を捧げた。


25~27節 ギデオンの聖別

ギデオンの家の偶像を壊して祭壇を築くように命じられた
→ 神様の働きの前に、自分自身をきよめなければならない


28~32節 父ヨアシュがギデオンをかばう

ギデオンの家には偶像があって町の人々が拝んでいた
→ イスラエル人が弱くなっていた原因は偶像礼拝

ギデオンが信仰によって行動すると家族(父)の信仰が回復した


33~35節 ミデヤン人との戦い

ミデヤン人たちはイズレエルの谷に陣を敷いていた。

主の霊がギデオンをおおった
→ 信仰によって立ちあがると神様が力を与える

ギデオンとともに戦う人たちが集まって来た。


36~40節 しるしを求める

羊の毛に露が降りるように求めたらその通りになった
→ イスラエル民族に恵みが及ぶことの型(旧約時代)


羊の毛以外に露が降りるように求めたらその通りになった
→ 異邦人に恵みが及ぶことの型(新約時代)