士師記 4章

1~3節 カナン人ヤビンの圧政

エフデが死ぬと、イスラエル人はすぐに悪(偶像礼拝)を行った。

神様はイスラエル人をカナンの王ヤビンの手に渡された。
ヤビンは20年間支配
将軍シセラは鉄の戦車900両

※カナン人=私たちのうちにある肉(ローマ8:7)


※3回目の異邦人による支配

1回目 8年(3:8)
 クシャン・リシュアタイム
 オテニエルが解放 40年間の平和

2回目 18年(3:14)
 モアブの王ヤビン
 エフデが解放 80年間の平和

3回目 20年(4:3)
 カナンの王ヤビン
 デボラとバラクが解放 40年間の平和

 支配される期間が長くなっている。
 しかも「ひどく圧迫された。」と書かれている。


4~10節 デボラとバラク

女預言者デボラがイスラエルをさばいていた
→ 信仰によって戦う男がいないので、神様は信仰の女性を用いた

※信仰によって立つ男がいない時に、女性が用いられる。


デボラはなつめやしの木の下にいつも座っていた
→ デボラはいつも神様に祈っていた


デボラはバラクにヤビンと戦うように神様のことばを告げた

バラクは臆病だったので、デボラといっしょに行くように願った
→ バラクに与えられる栄誉は女性の手に渡されることになった


11節 ケニ人へベル

へベルはヤベルと親しかった(17節)が、へベルの妻ヤエルは信仰の人だった


12~16節 バラクとシセラの戦い

将軍シセラは900両の戦車とともにキション川に来た。
神様がシセラの陣営をかき乱した。
シセラは戦車から飛び降りた。

※士師記5:21によれば、キション川がシセラの戦車を押し流した。
900両の戦車は水のために役に立たなかった。


神様の戦いに900両の戦車は無力
「ある者はいくさ車を誇り、ある者は馬を誇る。
しかし、私たちは私たちの神、主の御名を誇ろう。」
詩篇20:7


17~22節 シセラの最後

シセラはへベルの妻ヤエルの天幕に逃げて来た

ヤエルはシセラを鉄のくいで殺した。
→ バラクに与えられる栄誉はヤエルに与えられた


23~24節 ヤビンの敗北

バラクは信仰を強められて40年間治めた。

※ヘブル11章にはデボラではなくバラクの名が書かれている。
 神様は臆病な者を強めて用いることが出来る。